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バイキングスがKベイリーをカット

2021年03月10日(水) 14:53


ミネソタ・バイキングスのダン・ベイリー【AP Photo/Mark LoMoglio】

キッカー(K)ダン・ベイリーのキャリアワーストのシーズンの最後に待っていたのはリリースだった。

現地9日(火)、ミネソタ・バイキングスがベイリーをカットしたことを発表している。

ベイリーは過去3シーズンをミネソタで送ったが、信頼に足るシーズンは2019年だけだった。この年、ベイリーはフィールドゴール成功率が93.1%、エクストラポイント成功率は90.9%を記録している。

他の2シーズンには見苦しいところがあり、2018年はフィールドゴール28回中21回成功。2020年は22回中7回を外して、キャリア最低のフィールドゴール成功率68.2%に落ち込んだ。厳しかった2020年には第12週と第13週に連続して多くのキックに失敗していた。

これらの恐ろしいパフォーマンスによってヘッドコーチ(HC)マイク・ジマーはチームが“感情についてはもはやそれほど気にしていない”と述べるに至り、今回のリリースへとつながっている。

このニュースはバイキングスを過去数週間、もしくは数カ月や数年にわたって見てきた者にとっては何の驚きでもなかった。ベイリーの苦戦はダラス・カウボーイズ時代から続いており、バイキングスがKグレッグ・ジョセフと契約したときから33歳のベイリーとの別れを見えていたのだ。ベイリーは2021年のベースサラリー270万ドル(約2億9,000万円)中、180万ドル(約2億円)が3月19日(金)に保証されることになっていた。

バイキングスは前に進み始めた。その選択を責められる者はなく、Kの交代劇がまた一幕を終えている。

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