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ブリーズ引退後の初ドラフトでセインツがノートルダム大学のQBイアン・ブックを指名

2021年05月02日(日) 05:33

ニューオーリンズ・セインツ【NFL】

ドリュー・ブリーズの時代は、未来の殿堂入り選手の引退によって幕を閉じた。ニューオーリンズ・セインツは、ノートルダム大学で最多勝利を収めたクオーターバック(QB)を加えることで、ポスト・ブリーズ時代を歩き出した。

セインツは現地1日(土)、クリーブランドで開催された2021年NFLドラフトの中で、全体133位(4巡目)でノートルダム大学のQBイアン・ブックを指名した。

ブックは大学で4シーズンにわたって47試合に出場し、ホームでの15勝0敗を含み、先発として30勝5敗という記録を作った。大学で歴代2位のパッシングタッチダウンとヤードを達成しており、2年間チームのキャプテンを務めた。

大学での初プレーは緊急事態によって実現し、2017年シーズン末にシトラスボウルでベンチから出場を果たして、ルイジアナ州立大学を相手に勝利を飾った。

ロースターにはジェイミス・ウィンストン、テイサム・ヒルがいることから、ブックがすぐに先発候補になることはない。だが、チームとしては先発も視野に入れて成長を見込める長期的希望を見つけたことになる。そうでなかった場合は、優秀なバックアップとして機能するだろう。

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