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ドラフト終了後、複数の49ers選手がシャナハンHCに“生存報告”

2021年05月03日(月) 23:41

サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハン【AP Photo/Ross D. Franklin】

ジミー・ガロポロは現地2日(日)を経過して生きながらえ、そしてサンフランシスコ・49ersのロースターにも残ったままだ。彼だけではない。

2021年NFLドラフトに向けて、49ersのカイル・シャナハンHC(ヘッドコーチ)はドラフト終了後の翌日曜日になってもジミーGことガロポロがチームにいるかどうかの質問を受けていた。というのも、ガロポロがセレクション中にトレードされる可能性があるとのうわさが渦巻いていたのだ。

シャナハンHCはチームのドラフトに対するアプローチについて曖昧にしようとしつつも、虚無的な回答を選び、先週月曜日に次のように答えている。

「世界中の誰もが日曜日に生きているかどうか、私には保証できないので、日曜日に誰がわれわれのロースターに入っているかも保証できない。つまり、それはわれわれ全員に言えることだ」

その後、シャナハンHCはこの回答が「完全に失敗」だったことを認めている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが伝えたところによると、49ersの複数の選手が日曜日にシャナハンHCに電話し、生存を報告したという。

49ersがノースダコタ州立大学のQBトレイ・ランスを指名したことを受け、49ersの選手や幹部がシャナハンHCのコメントを冗談に活用しているのだろう。

ランスは鍛える必要があるとの見方が大半だ。この夏の展開にもよるだろうが、49ersはランスの成長に合わせるか、あるいはルーキークオーターバックの保険として、2021年シーズンにガロポロを起用する可能性が高そうだ。

49ersの選手たちがヘッドコーチを犠牲にして冗談を言えることは、冗談を言っても深刻に受け止めすぎないリーダーが存在感を放つ良いロッカールームのダイナミクスがある証拠と言えよう。シャナハンHCのプレーヤーたちがボスに終末論を思い出させるのは、日曜日の一斉コールが最後ではなさそうだ。

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