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QBロジャースが「われわれのクオーターバック」と繰り返すパッカーズGM

2021年05月03日(月) 23:27

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Morry Gash】

ドラフト週末の最大の話題となったグリーンベイにおけるアーロン・ロジャースの将来についてはセレクションを終えても続いている。

MVPに輝いたクオーターバック(QB)ロジャースはチームにも契約にも将来にも満足しておらず、退団を望んでいるとのうわさが飛び交っている。パッカーズ首脳陣はこの週末、何度もロジャースのトレードの可能性を否定しようと試みた。

この大嵐の中心的人物がパッカーズのジェネラルマネジャー(GM)を務めるブライアン・ギュートカンストだ。ギュートカンストGMは現地2日(日)、『NBC Sports(NBCスポーツ)』のピーター・キングに対し、ロジャースとの関係が永久に損なわれることはないと繰り返し主張した。

ギュートカンストGMは「いや、そのようには全く考えていない。これは私の意見であり、つまりは組織の意見でもある。アーロンにわれわれのクオーターバックで居続けてもらいたいと思っている。それに関しては意思を固くしている。実現させるためにあらゆる手段を残しておきたい」とコメントしている。

パッカーズ側からはポジティブな発言のオンパレードだ。ギュートカンストGMは先週木曜夜、ロジャースが長期にわたってグリーンベイにとどまることを「楽観的に考えている」と語っていた。パッカーズの球団社長でありCEOでもあるマーク・マーフィーは2021年以降もチームはロジャースに「コミット」しているとつづり、ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーも土曜日に、ロジャースがグリーンベイにいないことは「考えられない」と付け加えている。

NBCスポーツに、ドラフト中にロジャースに関するトレードの話はなかったと明かしたギュートカンストGMは次のように述べた。

「どのチームとも(トレードの)話はしていない。あらゆるニュースが報じられた後、木曜日の夜に1チームから1回の連絡があった。私は断った。それで話は終わりだ」

おそらく、その1本の電話はサンフランシスコ・49ersのジョン・リンチGMからのものだろう。リンチGMは先週、ロジャースについて問い合わせたことを認めたが、即座に拒否されたという。

ロジャースはケンタッキーダービーの週末に『NBC』のインタビューを断っており、この件に関して公の場では沈黙を守っているため、ロジャースの願いに関する報道やうわさが絶え間なく流れている状況だ。

37歳にしてNFLのMVPを授かったロジャースが公表を前提として語り出すまで、その疑問は解消されないだろう。

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