クオーターバック（QB）アーロン・ロジャースをめぐる不確実性はなおも続いている。グリーンベイ・パッカーズはベテランの元1巡目指名QBをロースターに加える。

QBブレイク・ボートルスがパッカーズと契約すべくグリーンベイを訪れていると『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地12日（水）に伝えた。

契約交渉が長引く中で不満を抱えているとされるロジャースについての懸念がこの動きによって高まったと捉えることができる一方、パッカーズの長年のバックアップQBだったティム・ボイルがこのオフシーズンにデトロイト・ライオンズと契約したことも把握しておくべきだろう。

つまり、現在ロースターにいるQBは2名のみということになる。その一人が2020年の1巡目指名選手であるジョーダン・ラブであり、フェーズ2のOTA（チーム合同練習）開始が月曜日に迫る中、パッカーズには1人か2人のQBを追加する必要があったとペリセロは伝えた。ボートルスにはロサンゼルス・ラムズでパッカーズに似たオフェンス陣を手助けした経緯や、現パッカーズ攻撃コーディネーター（OC）ナサニエル・ハケットとジャクソンビル・ジャガーズで一緒だったというつながりがある。

2014年ドラフトの全体3位でジャガーズから指名されたボートルスは、5シーズンをデュバルで過ごしながらもその大部分は勢いに欠け、リリースに至った。過去2シーズンはラムズに在籍しており、今はパッカーズが擁する3人の元1巡目指名QBの一人になろうとしている。

【A】