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第4週のペイトリオッツ戦に胸躍らせるバッカニアーズTEグロンコウスキー

2021年05月19日(水) 23:46

タンパベイ・バッカニアーズのロブ・グロンコウスキーとトム・ブレイディ【AP Photo/Ashley Landis】

タンパベイ・バッカニアーズが第4週にニューイングランドを訪れることは、クオーターバック(QB)トム・ブレイディの帰還として大きく取り上げられた。だが、元ペイトリオッツの選手は彼だけではない。

タイトエンド(TE)のロブ・グロンコウスキーにとってもまた、古巣への再訪となる。

「めちゃくちゃ楽しみだ。すごいことになるよ」とグロンコウスキーはチーム公式サイトでケイシー・フィリップスに語った。「絶対エモーショナルになるね。俺は(ニューイングランドで)最高の9年間を過ごした。人生最高の9年と言ってもいい。俺のフットボールキャリア全てがそこで始まったようなもんさ。戻ったら、きっと感動するだろうな。心して試合の準備をしなきゃ。どんな試合も準備は大事だけど、これは特別だ。簡単にはいかないよ。タフだと思う。でもいい試合になると思うし、いつもとは違うだろう」

グロンコウスキーはペイトリオッツで9シーズンを過ごし、521回のキャッチで7,861ヤードと79回のタッチダウンという殿堂級のキャリアを打ち立てた。今もペイトリオッツのタッチダウン記録を保有し、獲得ヤードでは2位(TEとしては1位)、レシーブ数では5位にランクインしている。

32歳のグロンコウスキーはそこで3つのスーパーボウルタイトルを取ってから1年休養した。そして2020年にブレイディとバッカニアーズで再合流し、再びロンバルディ・トロフィーを獲得している。

タンパでのスーパーボウル制覇は、ペイトリオッツの時とは状況が違うと彼はフィリップスに語った。バッカニアーズはチャンピオンシップチームの先発22人を全員呼び戻し、リザーブも大半が戻ってくる。

「スーパーボウルで勝って、どれほどみんなが興奮したかの表れだ。そのくらい組織全体が熱狂したんだ」とグロンコウスキーは説明する。「チーム作りを続けられるってのはワクワクするぜ」

他の人々も述べているように、バッカニアーズのオフェンスがうまくかみ合うようになったのは、昨シーズンの半ば頃になってからだった。その流れからいうと、全員が戻ってくる2021年は本調子のままスタートできるはずだ。

「1年の経験ができたってことは良かった」と彼は述べた。「感覚として、俺たちのオフェンスは1年の終わりになってどんどん調子が上がっていったと思う。意思疎通がうまくいき始めたんだ。1年を通してケミストリーが出来上がっていった。きっとうまくいく。オフェンスもディフェンスもみんな戻ってくることになっているから素晴らしいよ。俺たちはそのまま続けられる。日々を積み重ねていけるんだ。ユニットとして改善していける。でも、それには努力が必要だ。それが簡単じゃないことは分かっている。それでも、努力して、日々を積み重ねていけば、毎週のように改善を続けられる」

そこには彼が初めて敵として訪れるニューイングランド行きの週末も含まれている。

【M】