受けた勧告はすべて実行するとワシントンオーナーのダニエル・スナイダー
2021年07月02日(金) 11:53NFLは現地1日(木)に、職場環境の調査を受けてワシントン・フットボール・チームに1,000万ドルの罰金を科すことをあきらかにした。ワシントンのオーナーであるダニエル・スナイダーは次のような声明を発表している。
「過去数カ月に私のクラブがいかに運営されていたかについて多くを知り、われわれの職場がどういった類のものだったかを知った。今はあるべき文化ではなかったことが明らかになった一方、問題の程度や、そういった文化が生まれ、継続するのを許容していたことにおける私の役割について、私は自覚していなかった。一人のオーナーとして、職場について最終的な責任が私にあることは分かっている。これは以前に言ったことであり、ここでもう一度言おう」
「ここで働く中で厳しく、心的外傷につがなるほどの経験をした人々に対し、深い自責の念を抱いている。心から申し訳なく思っている。時間を巻き戻すことはできないが、ここで働く人間は二度とそういった経験をしないこと、少なくともターニャと私がこのチームのオーナーである限りはそうであることを約束する」
「過去18カ月において、われわれは多くの変更を行ってきた。われわれには新しい、多様性に富むリーダーシップチームやトレーニングの包括的なプログラム、文化調査、従業員サポートがあり、ワシントン・フットボール・クラブの全従業員が毎日プロフェッショナルで敬意のある職場に来ることを可能にすべく努力している。本当の進化がある一方、まだわれわれの仕事は完了しておらず、われわれにできる方法で日々改善し続けていく」
「名乗り出た人々に感謝すると同時に、調査によって出された勧告のすべてを完全に実施するつもりだ。今後に向けて、私のフォーカスはワシントン・フットボール・チームを全従業員やファン、パートナー、そしてNFLにおける私のパートナーたちを含め、すべての人々の誇りの源にすることにある」
「この件に関するコミッショナーの決断に同意し、全力をもって彼の調査による重要な勧告を実施する。ターニャがCEOの責を負い、日常業務を監督するとともに、すべてのリーグの活動においてチームを代表する。私自身は今後数カ月にわたり、新しいスタジアムのプランやその他の件に集中していく」
「ターニャと私は常に卓越性や勝利のために戦うこのような素晴らしい組織を率いることに感謝し、本当に恵まれていると思っている。チームのコミュニティ形成や慈善事業への取り組みに集中することに期待するとともに、ヘッドコーチのロン・リベラやチーム社長のジェイソン・ライトをはじめ、われわれには傑出したマネジメントチームがあり、彼らが真の変化を取り入れてスーパーボウルチャンピオンシップをこの首都に持ち帰ってくれると信じている」
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