ディフェンシブエンド（DE）ニック・ボサがACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）断裂からの復帰で新たな節目を迎えた。

『The Athletic（ジ・アスレチック）』のデビッド・ロンバルディによれば、サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ（HC）であるカイル・シャナハンは現地16日（月）に報道陣に対し、ボサが来週の練習にフル参加する見込みだと話したという。

ボサの回復状況にとっては励みになるニュースだ。7月の終わり、ボサは復帰に向けては時間的な余裕があると語っていた。守備コーディネーター（DC）デミコ・ライアンズは8月4日に、49ersはボサのフィールド復帰を急いでいないと話し、現場復帰に向けた準備状況は日々確認しつつ、ラインアップに加わることは強いていないと述べている。ボサは49ersのキャンプ開始前に身体検査に合格しており、月曜日のニュースと相まって、第1週の復帰を目指すタイムテーブルは順調に進んでいるようだ。

元DCのロバート・サラーがニューヨーク・ジェッツのHCに就任して去った今、49ersはサラーなしで迎える初めてのシーズンにボサが復帰すれば大喜びだろう。ボサがプレー可能ならば、49ersはより効果的に相手QBを追いつめるだろう。

明確に第1週の先発選手とされたわけではないものの、フル参加での練習復帰はその順調さを示している。他に足止めするような要因が生じなければ、サンフランシスコはボサが現地9月12日（日）に予定されているデトロイト・ライオンズ戦に出場する準備を整えるという現実的な期待を抱くことができるだろう。

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