レイバー・デーに、ニューヨーク・ジャイアンツに朗報がもたらされた。ランニングバック（RB）セイクワン・バークリーがもうすぐ出撃可能だ。

バークリーは完全にケガから脱するまであとわずかであり、現地12日（日）に実施されるデンバー・ブロンコスとの試合に向けて準備を整えていると、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に報じた。

スターRBのバークリーは昨シーズンの第2週にACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）断裂を喫していている。この断裂が起こったのは2021年シーズンのキックオフから1年近く前だったものの、バークリーが今季の開始にあたって完全に健康な状態を取り戻せるかには疑問が生じていた。

ジャイアンツとバークリーの双方が慎重だった。多くの選手は自分たちの準備は万端だと宣言し、ケガ後にこれまでで最高の状態にあると豪語しがちだ。しかしながら、バークリーは慎重に歩みを進め、トレーニングキャンプやプレシーズンの開始までに何度も、いつ完全に復調できるかは分からないと話している。

開幕の日が近づくにつれ、抜け目ないデュアルスレットが健康な状態でシーズンスタートを迎える見通しが強まってきた。

その体がワークロードにどう反応するかを確認すべく、チームはバークリーが何の妨げもなく木曜日の練習を完了できるかを見てみる必要があるとラポポートは指摘している。

おそらく、ジャイアンツは第1週にもバークリーについては少しずつ歩みを進めてデンバー・ブロンコス守備陣に対する負担を軽くし、週ごとにワークロードを増やしていくだろう。しかし、ついにバークリーがケガからの復帰に近づいているというニュースは、クオーターバック（QB）ダニエル・ジョーンズをはじめとするビッグブルーの攻撃陣にとって素晴らしい報せだ。

NFL全体を見ても最も危険な武器の一つが、完全充填に近づいている。

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