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負傷した指の手術を受けたシーホークスQBウィルソンは数週間の離脱へ

2021年10月09日(土) 13:10

シアトル・シーホークスのラッセル・ウィルソン【AP Photo/Elaine Thompson】

ラッセル・ウィルソンの指のケガはシアトル・シーホークスのシーズンに一石を投じた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えたところによると、ウィルソンは現地8日(金)に負傷した指の手術を受けたという。ラポポートはウィルソンの指を安定させるためにネジを必要とする複雑な手術だったと報じており、ウィルソンはおよそ6週間の離脱を余儀なくされる見込みだ。

その後、シーホークスが声明を発表し、ウィルソンのステータスについて最新情報を届けている。

シーホークスは「ラッセル・ウィルソンは昨夜のラムズ戦で右手の中指を負傷した。右中指には伸筋腱断裂(マレットフィンガー)と近位指節間関節の粉砕脱臼骨折という2つの損傷があった。本日、ロサンゼルスのシダーズ・サイナイ・カーラン・ジョーブ手術センターで手の専門医であるスティーブン・シン医師による手術を受け、両傷の修復に成功している。今週末から治療を開始し、今シーズン後半にはプレーに復帰することが大いに期待されている」と説明。

また、チームはシン医師のコメントもあわせて発表しており、「本日、診察したことに基づき、ラッセルが今シーズンにNFLに復帰し、ファンが期待する世界最高レベルのクオーターバックの1人としてプレーすることを確信しています」と話している。

シアトル・シーホークスのクオーターバック(QB)ウィルソンは7日に行われたロサンゼルス・ラムズとの試合でパスを投げた際に相手ディフェンシブエンド(DE)アーロン・ドナルドと手をぶつけて負傷。X線検査では骨折が確認されていなかったものの、8日午前にMRI検査を実施した上で、ウィルソンはスティーブン・シン医師の手術を受けることが決まった。

シーホークスはウィルソンのバックアップQBを務めるジーノ・スミスが代役を担うと見られている。

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