ザック・アーツのフィラデルフィア生活が終わりを迎えた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが伝えたところによると、フィラデルフィア・イーグルスがチームで長期にわたって活躍してきたタイトエンド（TE）アーツをアリゾナ・カーディナルスにトレードするという。イーグルスはアーツと引き換えに新人コーナーバック（CB）タイ・ゴーワンと2022年ドラフト5巡目指名権を受け取る見込みだ。

その後、両チームともこの取り引きを認めている。

カーディナルスはシーズン第5週にマックス・ウィリアムスをACL断裂で失い、タイトエンドを確保すべく市場を探っていた。この1年はTEダラス・ゴーダートと出場機会を分け合う格好となり、生産性が低下していたとはいえ、3度のプロボウラーであるアーツの獲得に成功している。スーパーボウル制覇から3年が経過した今、アーツはリーグ唯一の無敗を誇るチームでリセットの機会を得たことになる。

30歳のアーツは2013年ドラフト2巡目にイーグルスから指名され、以後、8シーズンをフィラデルフィアで過ごしてきた。

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