次回NFLスカウティングコンバインはインディアナポリスで実施、2023年は3都市が候補
2021年10月27日(水) 10:23毎年実施されているNFLスカウティングコンバインはもう1年インディアナポリスにとどまるものの、その後は別の街に移ろうとしている。
NFLのフットボール運営部門副社長であるトロイ・ビンセントが2022年はコンバインがインディアナポリスにとどまる一方、2023年については申し入れのあったダラス、ロサンゼルス、インディアナポリスが候補として検討されていると認めたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。
コンバインは1987年以来、インディアナポリスで開催されている。地理的に中央寄りに位置していることが、各クラブや候補生たちに配慮された開催地となっていた。しかしながら、NFLは2023年から2028年の開催地を入札にかけている。2023年の開催地がいつ発表されるかはまだ分かっていない。
コンバインには300人以上のドラフト候補生たちが集い、4日間にわたって医療、身体能力、知能面でのテストを受ける。これがドラフト前に各チームが候補生たちを評価する上で役立っている。
2月末から3月にかけてルーカス・オイル・スタジアムで行われるこのイベントは、各ポジショングループの到着をずらし、4日間のシークエンスを別々に開始している。候補生たちは40ヤードダッシュ等の体力テストを受け、最終日にフィールドドリルを行う。また、プレーヤーたちはNFLのチームや報道陣のインタビューも受ける。このイベントは『NFL Network(NFLネットワーク)』で生中継される。
昨年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でコンバインは従来の形では開催されなかった。代わってインタビューはバーチャルで実施され、大学のプロデーがワークアウトに当てられている。
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