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タイタンズがRBピーターソンと練習生契約、アクティブロースター昇格予定との報道

2021年11月02日(火) 04:18

デトロイト・ライオンズのエイドリアン・ピーターソン【AP Images/Rick Osentoski】

エイドリアン・ピーターソンがNFLに戻ってきた。歴史的なキャリアを築いてきたピーターソンにとっては初めてAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)でプレーすることになる。

ピーターソンが練習生として加入するのはテネシー・タイタンズだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地1日(月)に報じた。

タイタンズはランニングバック(RB)デリック・ヘンリーが足を負傷して戦線離脱を余儀なくされており、ポジションの補強を求めている。ラポポートはタイタンズがピーターソンをアクティブロースターに昇格させる見込みだとも付け加えた。

ヘンリーは痛めた足の手術を受けることが決まり、NFLのラッシングリーダーでもあるヘンリーはおそらく6週間から10週間は休養することになると言われている。

ピーターソンは2020年シーズンにデトロイト・ライオンズで16試合に出場し、10試合で先発を務めた。ライオンズでは156回のキャリーで604ヤード、7タッチダウンを記録している。また、キャリア通算ではランで1万4,820ヤードをマークしており、歴代4位のバリー・サンダースの記録まであと449ヤードに迫っている。

キャリア序盤の10年間をミネソタ・バイキングスで過ごしたピーターソンはその後、ニューオーリンズ・セインツ、アリゾナ・カーディナルス、ワシントン・フットボール・チーム、ライオンズを渡り歩いた。

今回、ピーターソンは今季これまでに6勝2敗を挙げてAFC首位に立つとともに、AFC南地区で3ゲームのリードを誇るタイタンズに加わる。ピーターソンがオフェンスのスピードに慣れれば、アーリーダウンを獲得可能なボールキャリアーとして役割を担う可能性がある。

タイタンズの2番手RBジェレミー・マクニコルズは主にパスキャッチャーとして起用されており、今季のキャリーは7回、38ヤードにとどまっている。

【C】