シーホークスOGアイフェディが数週間の離脱
2016年09月10日(土) 00:3011日(日)にマイアミ・ドルフィンズとの開幕戦を控えるシアトル・シーホークスの多くのファンはランニングバック(RB)であるトーマス・ロールズとクリスティン・マイケルのどちらがワークホース型RBの座に就くのか、固唾をのんで見守っている。しかしながら、開幕第1週目を目前に、シーホークスは他に公にしなくてはならない問題を抱えている。
『NFL Media(NFLメディア)』のイアン・ラポポートは2016年ドラフト1巡目指名を受けたオフェンスガード(OG)のジャーメイン・アイフェディが7日の練習で足首上部を痛めたと伝えた。この負傷により新人のアイフェディは数週間、試合から遠ざかることになるとラポポートは伝えている。
アイフェディの離脱によりシアトルは過去に取り組んだことのない手段の選択に迫られる。可能性としては主にタックル(T)を務めているがガード(G)の経験も持つジャマーカス・ウェッブだ。ウェッブは木曜日、『Instagram(インスタグラム)』で自身がマイアミ戦に出場する可能性があることを示唆。
ドラフト3巡目のOGであるリース・オッドヒアンボも選択肢に挙げられるが、シアトルのヘッドコーチ(HC)を務めるピート・キャロルがベストな布陣を決めるまではウェッブとオッドヒアンボの両者にマイアミ戦でスナップを見るチャンスが与えられるかもしれない。
クオーターバック(QB)のラッセル・ウィルソンはケガ人の多発するシアトルでプレーすることにはもう慣れているはずだ。どういうわけか、シアトルは完璧なメンバーが揃わなくとも今までうまくやり抜いてきたのだ。
シアトルがラインナップを変更するたびにパニックを起こす必要はない。アイフェディの不在はかなりのダメージではあるが、NFC(ナショナル・カンファレンス・リーグ)で最も有望なランナーのコンビネーションとも称されるマイケルとロールズが、その才能を見せつける準備は整っている。厚みのあるマイアミのラインにどう2人が立ち向かうのか、マイケルとロールズはすぐに実践で試されるだろう。