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リード、「300億円出すならカムバックする」
2016年09月10日(土) 06:47バッファロー・ビルズのアシスタントディフェンシブバックコーチ(アシスタントDBコーチ)で、未来の殿堂入りを確実視されるエド・リードは、今でも――心身ともに――パスを奪い、タッチダウンに持っていくことは可能だと主張する。
しかし、彼の引退の決意を覆すためには数億ドルを用意しなければならない。
いくら積めば復帰するかと尋ねられ、リードは『ESPN.com』に答えた。「予想はいくらぐらい? 3億0,800万ドル(約319億円)とか? 3億0,600万(約315億円)? だいたいそのくらいだろう? 当ててみせないとな」
その数字ではサラリーキャップ超過の常連、ニューオーリンズ・セインツしか興味を示さないというジョークも飛び出そうというもの。
「俺はまだ2、3年やれる」と彼は述べた。「でも、それをリーグでやるつもりはない。もうそう決めたんだ。変わることはあるかもしれないけど、俺をフィールドに呼び戻すだけの予算を持っているところはなさそうだ。あいにくなことにな。彼らはベテランを雇いたがらないんだ」
今の立場の方が幸福であることは、リードも、彼の新たなボスとなったビルズのヘッドコーチ(HC)、レックス・ライアンも同じ意見のはずだ。ボルチモア・レイブンズからの退団とその後の低迷は、9度もプロボウルに選ばれ、NFLの年間最優秀守備選手にも選ばれたリードにとって予想外の展開だった。
リードがはしごを上るとすれば、チームが彼を守備コーディネーター(DC)にした時だろう。それならば、3億ドル(約309億円)を少し下回る程度の金額で済むはずだ。