クオーターバック（QB）ブレイク・ボートルスのニューオーリンズ滞在は終わった。

トランザクションワイヤによれば、セインツが現地5日（火）にボートルスをリリースしている。

ボートルスは昨年12月、テイサム・ヒルとトレバー・シーミアンの両クオーターバックがリザーブ／COVID-19（新型コロナウイルス感染症）に置かれた際に、新人QBイアン・ブックの緊急バックアップとしてセインツと契約した。ボートルスはセインツがマイアミ・ドルフィンズに大敗した試合でブックが猛攻撃を受けているのを見るのみにとどまり、スナップを受けていない。

ボートルスは1月にセインツとリザーブ／先行契約を締結。セインツがQBジェイミス・ウィンストンと再契約し、ベテランのバックアップとしてアンディー・ダルトンも加わったのを受け、ボートルスはここを去るのが最良だと判断した。

2014年のドラフト全体3位でジャクソンビル・ジャガーズから指名されたボートルスは、2019年3月にジャガーズからリリースされて以来、長期的な居場所が定まっていない。

2019年にはロサンゼルス・ラムズでジャレッド・ゴフのバックアップを務め、リリーフとして投じたパス2回――1回成功で3ヤードを記録――がレギュラーシーズンでの最後のパスとなっている。2020年にはデンバー・ブロンコスと契約し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたシーズンに練習生からアクティブロースターに登録されたものの、フィールドに登場することはなかった。その後、2020年12月にラムズがゴフの負傷を受けてブロンコスの練習生だったボートルスと契約を交わしている。

昨オフシーズンにボートルスはグリーンベイ・パッカーズと契約したものの、7月後半にリリースされた。パッカーズの練習生として再度契約したボートルスはQBアーロン・ロジャースが新型コロナウイルス感染症の検査で陽性になった際にロースターに昇格。しかし、11月半ばに放出されている。

セインツを離れることで、ボートルスは緊急時のバックアップとしてプレーするべく別の拠点を探すことができる。しかしながら、COVID-19プロトコルがもう施行されていない以上、仕事を見つけるのは以前より難しくなっているかもしれない。

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