NFL屈指のラッシャーであるランニングバック（RB）フランク・ゴアはフットボールのフィールドを去る日が近いことをすでに公表している。

一方、ボクシングリングでの日々は、まだまだ始まったばかりだ。

現地4日（月）、ゲームブレッド・プロモーションズが5月14日にミシシッピ州ジャクソンで開催される試合でゴアがプロボクシングデビューすることが決まったと発表している。

試合当日に39歳の誕生日を迎えるゴアの対戦相手はまだ発表されていない。

ゲームブレッド・プロモーションズはUFCのスター選手ホルヘ・マスヴィダルのプロモーション団体であり、このカードではボクシングと総合格闘技の試合が行われる予定だ。

今週、ゴアはサンフランシスコ・49ersと1日契約を結んだ後に引退する意向を表明した。

キャリア16シーズンの間に5チームでプレーしてきたゴアは、ラッシングで通算16,000ヤードを記録してエミット・スミスとウォルター・ペイトンに次ぐ歴代3位となっている。

2005年ドラフト3巡目指名を受けたゴアは10シーズンの間、49ersに在籍した後、インディアナポリス・コルツ、マイアミ・ドルフィンズ、バッファロー・ビルズ、ニューヨーク・ジェッツでもプレーしてきたが、2020年シーズン以降は試合に出場していない。

その後、他競技の選手が参加して著名人同士で行うボクシングの試合が相次ぐ中で、ゴアも元NBA選手のデロン・ウィリアムスとのエキシビションマッチに挑んだ。試合にはスプリット判定で敗れたが、それでもなお再挑戦しようとしている。

NFLからの正式な引退はまだ先になりそうだが、一足先にプロボクシングデビューの正式な日程が発表された。

【RA】