スティーラーズDTヘイワードが2022年のグッドガイ賞を受賞
2022年05月11日(水) 09:48オールプロにも選ばれているピッツバーグ・スティーラーズのディフェンシブタックル(DT)キャメロン・ヘイワードが、全米のプロフットボール記者団によって2022年の“Good Guy Award(グッドガイ賞)”に選ばれた。
第18回グッドガイ賞の受賞者となったヘイワードは、2005年に第1回の賞を授かったランニングバック(RB)ジェローム・ベティスに次いで、スティーラーズのフランチャイズメンバーとして2人目となる。この賞は、プロフットボールの記者たちが仕事をする上で、その素質とプロフェッショナルな姿勢が評価されたNFLの選手に贈られる。
2021年シーズン中にヘイワードはメディアへの対応を欠かさず、スティーラーズを取材した記者たちは、彼が難しい質問に答えることを避けることはなかったと指摘する。チームを取材する人たちと、常に求められた以上の誠実な関係を築こうとする姿勢が評価された。
全米のプロフットボール記者団の中でピッツバーグ担当責任者を務める『The Athletic(ジ・アスレチック)』のマーク・カボーリーはこう述べている。
「われわれは毎年、チームの創設者であるアート・ルーニーにちなんで、メディアに協力的だったスティーラーズの選手にチーフ賞を授与しているが、一人の選手が連続して受賞しないように規則を変更しなければならなかった。そうしなければ、キャメロン・ヘイワードが毎年受賞してしまうからだ。それでも彼は8シーズンのうちに3回も受賞している」
「彼は誰かを拒否することはなかった。試合後にロッカールームが開くと、メディア関係者全員が、勝っても負けてもヘイワードの元へ向かっていく。新型コロナウィルスが流行してからもメディアの取材に応じ続け、義務でやっているような素振りは決して見せなかった。チームの代表として発言することを楽しんでいるようで、特に困難な時期には、積極的にメディアを通じて世間にメッセージを伝えてようとしていた。彼はロッカールームの雰囲気を作り出し、チームメイトは彼のリードに従う傾向がある」
ヘイワードは2021年シーズンに17試合に先発し、タックル89回(うち53回は単独)、サック10回、インターセプト1回、パスディフェンス9回、フォースドファンブルからのファンブルリカバリーを1回記録している。
ワシントン・コマンダースのワイドレシーバー(WR)テリー・マクローリン、デンバー・ブロンコスのセーフティ(S)ジャスティン・シモンズ、このオフシーズンにニューヨーク・ジェッツに移籍した元シンシナティ・ベンガルスのタイトエンド(TE)C.J.ウゾマーもグッドガイ賞にノミネートされていた。
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