クオーターバック（QB）トゥア・タゴヴァイロアには痛む背中を休ませておく時間はない。マイアミ・ドルフィンズがサーズデーナイトにシンシナティ・ベンガルズと対戦するのだ。

現地27日（火）、タゴヴァイロアは日曜日に勝利したバッファロー・ビルズとの試合で背部に痛みを抱えながらも、ベンガルズ戦でプレーする準備をしていると話した。

「その計画だ。そこに戻るために自分にできることすべてをやっている。そこに出ていって、プレーできるといいね」とタゴヴァイロアはコメントしている。

タゴヴァイロアは問題の大部分は日曜日から悩まされている背部であり、故障報告に掲載されている足首の方ではないと明かした。

「俺はここに来て、治療を受けて、できる限り100％に近づけるためにすべてをやっている。だから、彼らが家に帰らなきゃいけない時間まで、できるだけ長く俺はここにいるってことだ」

日曜日の試合の後半では、背部の負傷によってボールを投げるのが“難しかった”とタゴヴァイロアは振り返っている。

背部の問題がプレーにどう影響したかについて「すべてと言ってもいい」とタゴヴァイロアは回答。

「ボールを離すときに手をひねったり、ボールをトスしたり、ボールを投げたり、そういうすべてだ」

タゴヴァイロアは日曜日に勝利した試合の前半終わり頃に、激しい接触を受けてターフに倒れて頭を打った後、試合を一時離脱していた。立ち上がったタゴヴァイロアは数歩踏み出して、よろめいている。タゴヴァイロアは脳しんとうの可能性について診断を受けた後、復帰の許可を得た。『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロは日曜日に、NFL選手会がタゴヴァイロアの脳しんとうの評価のあり方について調査を開始すると伝えていた。

タゴヴァイロアは火曜日に、どういった形であれ頭部の負傷はないと話した。

ドルフィンズがサーズデーナイトにプレーするため、タゴヴァイロアの出場可能性には疑問が生じている。ヘッドコーチ（HC）マイク・マクダニエルはこれが通常の週であれば、タゴヴァイロアは火曜日には制限付きの状態になり、試合に向けてはおそらくクエッショナブルだっただろうと述べた。

マクダニエルHCはショートウイークにタゴヴァイロアとバックアップのテディ・ブリッジウォーターの両方の準備を進めることで状況は難しくなると指摘し、こう続けている。

「トリッキーなシナリオだ。幸運なことに、テディがいるということはわれわれの運が良かったと思う理由の一つだ。しかし、これが通常の週の実際の練習であれば、トゥアは制限付きになるだろうし、試合に向けてはクエッショナブルだっただろう。ウオークスルーやそういった全体的なことについては、私はトゥアについてよく分かっているし、彼と私の関係は強い。彼と話をして、彼の声から、文字通り自分にできることをすべてやるつもりだと感じた。彼はプレーできるようにするためにすべてをやると、私には分かっている。だから、もし彼がプレーしないなら、それは本当に不可能だからだ。そして、テディに合わせた措置を講じる。とは言え、彼がここまで進んできた様子には満足しているし、彼がここまでやってきたことを踏まえて、とても楽観的な姿勢でいる」

ドルフィンズは火曜日のウオークスルー後、水曜日にタゴヴァイロアがどの位置にいるかを評価し、木曜日の試合に向けたステータスを決定するだろう。

マクダニエルHCは水曜日か木曜日の早い段階までに決断したいと述べている。

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