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カウボーイズ戦でACL断裂に見舞われたジャイアンツWRスターリング・シェパード

2022年09月28日(水) 09:53


ニューヨーク・ジャイアンツのスターリング・シェパード【AP Photo/Frank Franklin II】

ニューヨーク・ジャイアンツのレシーバー陣は現地26日(月)夜に行われたダラス・カウボーイズ戦の敗戦で打撃を受けた。

スターリング・シェパードが試合中にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂し、2022年シーズンの残りの試合を欠場することになると、ヘッドコーチ(HC)のブライアン・ダボールが火曜日に発表した。

「彼はとてつもない選手だ。私は彼のケガを非常に残念に思う」とダボールはコメントした。

シェパードは月曜夜の試合の後半に倒れ、膝を抱えたままカートに乗ってフィールド外に運ばれた。当初から懸念されていた非接触プレーによる大ケガが現実のものとなっただけでなく、ベテランワイドアウトにとって過酷な状況が続いている。

29歳のシェパードはアキレス腱の断裂によって2021年シーズンを7試合で終え、この1年間はリハビリに費やしていた。そのリハビリの中、シェパードはチームに残るために契約を更新し、2022年シーズンを迎えるジャイアンツの中で最も在籍期間が長い選手になっていた。

シェパードは復帰後の3試合でレシーブ13回、154ヤード、タッチダウン1回を記録している。

シェパードの離脱により、ジャイアンツのレシーバー陣はいくつかの点で再構築しなければいけないことになった。元1巡目指名選手のカダリウス・トニーは、ケガへの対処のため今シーズンの万全な状態での出場はまばらであり、ケニー・ゴラデイはその低い貢献度と年俸の高さから、最近はトレードのうわさが出ている状況だ。

シェパードの不在はジャイアンツを再構築させて前へ進むきっかけとなるかもしれないが、チームが彼の安定したプレーとロッカールームでのベテランのリーダーシップを欠くことは間違いないだろう。

【AK】