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スティーラーズQBピケットが脳しんとうでバッカニアーズ戦を途中離脱

2022年10月17日(月) 08:46


ピッツバーグ・スティーラーズのケニー・ピケット【AP Photo/Don Wright】

現地16日(日)、ピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック(QB)ケニー・ピケットが20対18で勝利したタンパベイ・バッカニアーズ戦の第3クオーターで脳しんとうを起こし、即座に試合から除外された。

ピケットは第3クオーター半ばにプレーアクションパスを展開した際にラインバッカー(LB)デビン・ホワイトにヒットされた後、ロッカールームに向かってケガの程度の評価を受けている。それ以降はQBミッチェル・トゥルビスキーが代わりに出場。その時点でスティーラーズは12対13でリードしていた。

新人のピケットはNFLとNFLPA(NFL選手会)が脳しんとうプロトコルを修正してから1週間後に頭部の負傷に見舞われている。NFLとNFLPAは9月25日に開催されたバッファロー・ビルズ戦でマイアミ・ドルフィンズのQBトゥア・タゴヴァイロアに対してとられた脳しんとうの評価に関する調査を実施した後に脳しんとうプロトコルを修正した。

途中離脱する前、ピケットはパス18回中11回成功、67ヤードをマーク。そして、ランニングバック(RB)ナージー・ハリスに6ヤードのパスを通してキャリア初のタッチダウンパスを決めている。

スティーラーズの先発としてシーズン開幕を迎えるも、シーズン第4週からベンチに下げられていたトゥルビスキーは、後半4回のドライブでチームをけん引した。それには合計71ヤードを稼ぎ、さらにリードを広げたタッチダウンドライブが含まれている。試合終了まで残り4分38秒のところでバッカニアーズに2点差まで迫られた後、トゥルビスキーは46ヤードのドライブで第1ダウンを3回更新し、バッカニアーズに攻撃する時間を与えないことで試合の結果を決めた。

トゥルビスキーは最終的にパス12回中9回を成功させて144ヤード、ワイドレシーバー(WR)チェイス・クレイプールへのタッチダウンパス1回を記録。

スティーラーズ(2勝4敗)は23日(日)に敵地に赴き、ドルフィンズと対戦する予定だ。

【RA】