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ドルフィンズ新人QBトンプソンが親指負傷で試合離脱、ブリッジウォーターが代役に

2022年10月17日(月) 08:57


マイアミ・ドルフィンズのスカイラー・トンプソン【Kevin Sabitus via AP】

マイアミ・ドルフィンズのクオーターバック(QB)は入れ替わり続けている。

現地16日(日)にドルフィンズがミネソタ・バイキングスに24対16で敗れた試合の第2クオーターで、新人シグナルコーラーのスカイラー・トンプソンが親指を負傷し、試合に戻ってこなかった。

ドラフト7巡目で指名を受けたトンプソンはキャリア初先発を果たしたところだった。トンプソンはドルフィンズが40対17で落としたシーズン第5週のニューヨーク・ジェッツ戦で、脳しんとうを起こしたバックアップQBのテディ・ブリッジウォーターの代役として出場していた。ブリッジウォーターは週末の間に脳しんとうプロトコルを脱していたものの、トンプソンが日曜日の試合の先発に指名されている。

両チームが無得点の状況ながらも、トンプソンは試合を離脱するまでにシャープなプレーを見せていた。トンプソンはこの日、パス13回中7回成功、89ヤードを記録している。

次々とケガに見舞われている今季のドルフィンズQBポジションに新たな災難が降り掛かったことで、ブリッジウォーターがリリーフとして出場した。

マイアミの先発QBであるトゥア・タゴヴァイロアはシーズン第4週のサーズデーナイトフットボールで脳しんとうを発症し、ここ2週間の試合を欠場している。タゴヴァイロアのこの負傷によって、NFLとNFLPA(NFL選手会)はリーグの脳しんとうプロトコルをシーズン中に調整するに至った。

タゴヴァイロアはプロトコルをクリアしており、シーズン第7週の復帰を視野に、準備に集中している。

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