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ラムズがRBエイカーズのトレードに乗り出す見込み

2022年10月17日(月) 10:06


ロサンゼルス・ラムズのキャム・エイカーズ【Kevin Terrell via AP】

今季のこれまでのような状況が続けば、ロサンゼルス・ラムズのランニングバック(RB)キャム・エイカーズはこれ以上、ラムズでプレーしないということになる。

情報筋の話によると、現地16日(日)に開催されたカロライナ・パンサーズ戦を個人的な理由で欠場したエイカーズは、ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイとの間で哲学的な部分とフットボールに関する部分で相違を感じているという。マクベイHCはエイカーズの将来をオープンにしており、エイカーズは退団する可能性もあるとのこと。

エイカーズはトレードで大きな関心を集めると考えられており、チームは適切な対価を得られる取引に前向きな姿勢を見せている。

ラムズは日曜日の試合でエイカーズをインアクティブとしており、マクベイHCは金曜日に「どちらかと言うと、内部で対処していると言えるだろう。これまでにない状況だと言えるし、状況に配慮して、内々に対処したいというのが最も重要な点だと思っている」と述べていた。

マクベイHCは「彼はきっと大丈夫だ」とつけ加えている。

ラムズはパンサーズ戦でマルコム・ブラウンやダレル・ヘンダーソンの他、先日昇格を果たしたドラフト外ルーキーのロニー・リバースといったランニングバックを出場させた。

エイカーズは2020年シーズンに新人ながらラムズの頼れるランニングバックとして活躍。このとき、キャリー平均4.3ヤードをマークし、2021年にはモンスター級のシーズンを送ると期待されていた。

しかしながら、エイカーズはシーズン開幕前にアキレス腱を断裂している。シーズン終盤に奇跡的な復帰を果たしたエイカーズは、そのままスーパーボウルにも出場した。才能の面で何の疑いもないエイカーズは、アキレス腱を断裂する前よりも今の方が運動能力テストの数値が良くなっていると情報筋が明かしている。ただし、昨シーズンのプレーオフでのタンパベイ・バッカニアーズ戦で2回のファンブルを喫したことが彼の状況を悪化させ、関係者から不満が噴出する結果となった。

情報筋によると、エイカーズとマクベイHCのコミュニケーションは友好的なままであり、エイカーズはロッカールーム内で何の問題も引き起こしていないとのこと。とはいえ、彼の役割、立ち位置、そしてランニングバックの序列についての疑問は残っている。

エイカーズがインアクティブとなったことを受けて、誰もがその状況を知ることになった。一方で、情報筋はエイカーズが考えを改めてマクベイHCと共に解決策を見出す可能性もあると警告している。

しかし、そのような劇的な変化がない限り、エイカーズは他の場所に向かうかもしれない。

【RA】