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スティーラーズのT.J.ワットがアクティブ登録、Sフィッツパトリックは虫垂炎のため次戦欠場

2022年11月13日(日) 05:46


ピッツバーグ・スティーラーズのT.J.ワット【AP Photo/Kirk Irwin】

ピッツバーグ・スティーラーズは正式に年間最優秀守備選手賞プレーヤーを取り戻した一方で、主要メンバーの1人を少なくとも1試合は欠くことになった。

パスラッシャーのT.J.ワットが現地13日(日)に控えるニューオーリンズ・セインツ戦での復帰を目指していると明かした翌日、チームが正式にワットを故障者リザーブからアクティブ登録した。

ただ、スティーラーズは今週末、虫垂炎のためセーフティ(S)ミンカ・フィッツパトリックをダウングレードしている。フィッツパトリックは現時点で3回のインターセプトを記録してチームのトップに立っており、タックルは45回で2位につけている。

フィッツパトリック不在はバックエンドに大きく影響するだろうが、スティーラーズはワットの復帰が前線の助けになることを期待している。

ワットはシーズン初戦となったシンシナティ・ベンガルズ戦で大胸筋を負傷して以降、試合のフィールドには立っていない。離脱期間にかかわらず、3度のオールプロを経験したワットがスナップカウントでプレーすることは想定していないとのこと。

スティーラーズは勝利した初戦でワットを失って以降、7試合を戦って6敗を喫しており、ワットのルーキーシーズンから数えて、ワットが欠場した10試合のうち、今回のタンパベイ・バッカニアーズ戦の勝利が唯一の勝ち星だ。

今季の不振の要因としてはロースターの再建と、新人クオーターバック(QB)ケニー・ピケットを司令塔に勝つ方法を学ぶ必要があったこともあるが、守備もまた精彩を欠いている。

サック数を見れば明白だ。シーズン第1週にスティーラーズは7回のサックを記録して相手QBジョー・バロウを恐怖に陥れた。しかしながら、それ以降、守備陣はわずか8回のサックしか追加できていない。

【C】