コマンダースDEヤングが49ers戦でシーズンデビューへ
2022年12月23日(金) 10:10長く待たれたチェイス・ヤングの復帰がようやく実現する。
現地22日(木)、ワシントン・コマンダースのヘッドコーチ(HC)ロン・リベラが、ディフェンシブエンド(DE)のヤングは土曜日に実施されるサンフランシスコ・49ers戦で2022年シーズンデビューを果たすと発表した。
2021年シーズン第10週に膝に重傷を負ってからプレーしていないヤングは、手術やリハビリ、そして強化に向けた長期的なプロセスを含め、フィールド復帰までに長い道のりをたどることを余儀なくされてきた。特に、強化に向けたプロセスはヤングの復帰を遅らせる原因となっている。ヤングは1カ月以上前に練習を再開していたが、試合に出るための最善の準備をするために、ゆっくりとしたペースで計画を進めてきた。
そして、ついに時が来た。リスクを最小限に抑え、1年以上離れていた、NFLのフルスピードで行われているシーズン終盤の試合から受ける影響に順応するために、ヤングは復帰初戦でプレー数を制限される予定だ。
リベラHCはヤングについて「今週は本当に調子が良さそうだった」と述べ、「(ジェームス)アンドリュース医師に診てもらったことが最後の関門になったと思う。彼は自信を持って練習していた。地面に足をつけてはそこから転がり出て、しっかり植え付けては切り落とすといったことをする意欲を見せてくれていた。良い1週間を過ごしていたから、われわれはそのことにワクワクしている」と続けた。
ルーキーイヤーにあたる2020年シーズンに15試合に出場してサック7.5回を記録し、ディフェンス部門年間最優秀新人賞に選ばれるなど、印象的な活躍を見せながらキャリアをスタートさせたヤング。当然、彼の2年目のシーズンに対する期待は高まっていたが、膝の負傷によりわずか9試合に出場してサック1.5回を記録した時点でシーズン終了となった。
ヤングは49ers戦で、限られた出場時間の中でも即戦力としてプレーすることを望んでいるだろう。プレーオフ争いで勝ち残ることを目指しているコマンダース(7勝6敗1分)は、できる限り多くの貢献がヤングからもたらされることを必要としているはずだ。
【RA】