現地29日（日）、第1シードのフィラデルフィア・イーグルスと第2シードのサンフランシスコ・49ersがNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）の頂点を懸けてリンカーン・フィナンシャル・フィールドで対戦した。

第57回スーパーボウルに挑戦する者が決まるこの試合を制したのは、31対7で49ersを退けたイーグルスだった。イーグルス守備陣が相手オフェンスをタッチダウン1回に抑えたのは、今季のポストシーズンで2回目のことだった。一方、49ersは試合を通じてクオーターバック（QB）ポジションに問題を抱えた。QBブロック・パーディーが右肘を負傷したためにバックアップのジョシュ・ジョンソンが代わって出場したものの、そのジョンソンが脳しんとうを起こしたことから、パーディーがフィールドに復帰せざるを得なかったのだ。

イーグルスはディビジョナルラウンドでニューヨーク・ジャイアンツを38対7で下しており、今回の白星によって2017年シーズンに勝利して以来のスーパーボウルに再び挑む。6年のスパンで、ヘッドコーチ（HC）と先発クオーターバック（QB）が異なる状態で複数のスーパーボウルに出場したのはイーグルスが4チーム目となっている。

シンシナティ・ベンガルズとカンザスシティ・チーフスによるAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップ戦の勝者が、大舞台でのイーグルスの対戦相手になる。

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