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第57回スーパーボウルを前に、チーフスのステータスレポートに記載者なし

2023年02月11日(土) 17:27

第57回スーパーボウルの舞台、ステートファーム・スタジアム【Ryan Kang via AP】


カンザスシティ・チーフスは全員そろって第57回スーパーボウルのキックオフに臨もうとしている。

現地10日(金)、チーフスは白紙の状態の故障者報告を出した――つまり、今週の練習に参加できた全選手がフィラデルフィア・イーグルスとの日曜日のゲームでプレー可能ということだ。

疑問視されていたのはワイドレシーバー(WR)で、チーフスがシンシナティ・ベンガルズとのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームで不足し、いくつかのケガがスーパーボウルウイークまで長引くとみられていたポジションだ。すでに不在が分かっているのは今週になって正式に故障者リザーブ(IR)入りしたため、ステータスレポートの対象外だったメコール・ハードマンだ。

足首とハムストリングを痛めていたカダリウス・トニーは大丈夫そうだ。9日(水)には制限付きリストに入っていたが、10日(木)にはフル参加していた。ヘッドコーチ(HC)のアンディ・リードは木曜日にトニーが練習で“すごい勢いで走り回っていた”と言い、彼のステータスを楽観視していた。

AFCチャンピオンシップゲームで早期離脱したジュジュ・スミス・シュスター(膝)は水曜日と木曜日の練習にフル参加し、日曜日は問題ない。

水曜日に制限付きだった残りの1人――コーナーバック(CB)ラジャリウス・スニード――は木曜日にはフル参加し、膝をいたわりながらもチーフスの若いセカンダリーを支えることができそうだ。

クオーターバック(QB)パトリック・マホームズとそのハイアンクルスプレインを心配している人々のために言うと、彼は今週の練習に全てフル参加し、アクティブロースターにいる他の全チーフス選手と一緒に日曜日のプレーにゴーサインを出されている。

同じように、イーグルスのQBジェイレン・ハーツもレギュラーシーズン終盤に2試合を欠場することになった肩のケガを抱えているものの、問題なしとされている。唯一、金曜日のイーグルスの報告にあったのは、WRブリテン・コービーで、ハムストリングのケガのためクエッショナブルとなっている。コービーはシーズンを通してパスキャッチは一度もないが、イーグルスの主要パントリターナーとして33回のリターンで308ヤード(平均9.3ヤード)を記録。2022年シーズン中、10回のキックオフで206ヤードを駆け戻っている。

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