ファルコンズが元コマンダースQBハイニケと2年契約
2023年03月15日(水) 08:28アトランタ・ファルコンズがクオーターバック(QB)ルームにベテランを加えた。
ファルコンズが元ワシントン・コマンダースQBのテイラー・ハイニケと契約すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが現地14日(火)に状況を知る人物の話を元に伝えている。
NFL Networkのトム・ペリセロが情報筋から聞いた話によれば、この契約は最大2,000万ドル(約26億8,760万円)の2年契約だという。
水曜日に30歳になるハイニケは、2年目のデズモンド・リッダーを擁するQBルームに経験をもたらす。
アトランタ出身のハイニケは過去2シーズンにワシントンでレギュラーシーズンの24試合に先発しており、それには2021年の15試合が含まれる。この2年におけるハイニケのパス成功率は64.0%、5,278パスヤード、タッチダウン32回、インターセプト21回となっている。
ガンスリンガーであるハイニケは、ワシントンのスキームの中でプレーを決める能力を見せてきた。ハイニケにはオフェンスを動かし、優れているとは言えないプロテクションの中でも機能し、プレーメーカーに何とかボールをつなぐ力がある。ボールがルーズになる傾向もあるものの、恐れを知らないハイニケはアトランタにとって堅実なバックアップの選択肢になる。同時に、ハイニケはこのオフシーズンに先発職を目指してプッシュすることも可能だ。
ファルコンズはリッダーが先発だと宣言している。それでも契約の詳細によっては、この若手がオフシーズンの間に期待通りの成長を見せなかった場合、ハイニケがレップスを争う可能性はある。また、ハイニケが加入したからといって、ファルコンズが来月に実施されるドラフトで、リッダーより将来性があると判断したQBを指名しないわけではない。
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