ピッツバーグ・スティーラーズは2023年にラインバッカー（LB）ポジションに新戦力をそろえようとしており、それは誰かがチームから離れなければならないということを意味している。

その“誰か”とはマイルズ・ジャックだ。現地16日（木）、スティーラーズは1シーズンだけチームに所属していたジャックを放出したと発表している。

スティーラーズはすでにジャックの後任となる選手を見つけているようだ。『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロによると、スティーラーズはこれまでワシントン・コマンダースに所属していたLBコール・ホルコムと水曜日に3年契約で合意したという。また、NFLネットワークのキャメロン・ウォルフによれば、過去にマイアミ・ドルフィンズとニューイングランド・ペイトリオッツに所属していたLBエランドン・ロバーツも2年契約でスティーラーズに加わる予定であるとのこと。

一方、ジャックは2年連続でフリーエージェント（FA）になろうとしている。ジャックは2022年にスティーラーズと2年契約を結んだものの、チームがより良い選択肢を探し求めるのをやめさせるのに十分な一貫したパフォーマンスを発揮できなかった。デビン・ブッシュやロバート・スピレインもフリーエージェントになったため、スティーラーズは新たに加わった選手がチームによりフィットすることを期待しながら、ラインバッカーポジションを一新することを決めている。

ジャックは1年前の同じ週にジャクソンビル・ジャガーズから放出されたが、すぐさまスティーラーズから獲得されたことで市場にとどまっていた期間は1週間未満だった。今回は、たとえジャックが2022年シーズンにジャガーズでの最終シーズンよりも若干良いプレーを見せていたとしても、それ以上の時間がかかるかもしれない。

【RA】