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ジャイアンツがWRスレイトンと再契約、QBジョーンズを中心としたオフェンス構築を継続

2023年03月17日(金) 09:44

ニューヨーク・ジャイアンツのダリウス・スレイトン【Kathryn Riley via AP】

予想外のポストシーズン進出を果たしたニューヨーク・ジャイアンツが、それに貢献したメンバーの大半をチームにとどめている。

ワイドレシーバー(WR)ダリウス・スレイトンが2年最大1,650万ドル(約22億0,093万円)の契約に合意し、ジャイアンツと再契約した最新の選手になったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが現地16日(木)に報じた。ガラフォロによると、スレイトンの契約には基本報酬として1,200万ドル(約16億0,067万円)が含まれているとのこと。

木曜日にジャイアンツと契約の合意に至ったワイドレシーバーはスレイトンの他にもいる。かつてインディアナポリス・コルツからドラフト2巡目指名を受けたWRパリス・キャンベルもジャイアンツとの1年契約に合意した。

スレイトンはNFLでの4シーズン中3シーズンで700レシーブヤード以上をマークしており、今回の契約はその成果だと言えよう。スレイトンは16試合(先発11試合)に出場した2022年シーズンに、大量のヤードを記録しなかった一方でプレーオフに返り咲くのに十分なパフォーマンスを発揮したジャイアンツ攻撃陣の一員として、キャリアハイの751ヤードを上回る勢いでレシーブヤードを稼いだ他、レシーブ1回あたりのヤード数(15.7ヤード)でキャリアハイを更新した。

クオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズはフリーエージェント(FA)になろうとしていたジャイアンツの選手の中で最初にニューヨークに残る契約に合意した選手だ。ジョーンズは年平均4,000万ドル(約53億3,558万円)の4年契約に合意している。ジャイアンツファンはジョーンズやランニングバック(RB)セイクワン・バークリーを含む残留選手リストにスレイトンの名前も加えられるようになった。また、トレードを介して加入するタイトエンド(TE)ダレン・ウォーラーのことも歓迎するだろう。

ブライアン・ダボールHC(ヘッドコーチ)の指揮下で2シーズン目を迎えるジャイアンツが2023年にさらなる高みを目指していく中で、ジョーンズは慣れ親しんだ選手をターゲットにできることを喜んでいるはずだ。

【RA】