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QBミンシューがコルツと契約、スタイケンHCと再タッグへ

2023年03月17日(金) 08:41


フィラデルフィア・イーグルスのガードナー・ミンシュー【AP Photo/Tony Gutierrez】

ミンシューマニアがアメリカ中西部へと向かう。

インディアナポリス・コルツがクオーターバック(QB)ガードナー・ミンシューと1年350万ドルの契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地16日(木)に伝えた。NFL Networkのイアン・ラポポートによれば、350万ドルは完全に保証されており、ミンシューはインセンティブとして550万ドルを受け取ることも可能だという。

この契約によって、コルツの新人ヘッドコーチ(HC)であるシェーン・スタイケンはフィラデルフィア・イーグルスで2年を共にしたクオーターバックと再会する。

イーグルスで2年を過ごしたミンシューは、コルツの比較的手薄なQBルームにやってくる。

コルツは1年の在任期間が失敗に終わったベテランのマット・ライアンを水曜日にリリース。ミンシューの元チームメイトであるベテランのニック・フォールズや、3年目のQBサム・エリンガーはチームにとどまっているものの、それがどのくらい続くかは分からない。

昨シーズンに5試合で663パスヤード、タッチダウン3回を記録したミンシューには、活力のあるバックアップとしての役割や、コルツが2023年NFLドラフトでクオーターバックを選択した場合は一時的な先発の役割を期待できる。コルツは今のところ、全体4位指名権を保有している。

ミンシューはジャクソンビル・ジャガーズでキャリアを開始し、ルーキーだった2019年シーズンにフォールズが負傷したのを受けて代役に立つと、たちまちデュバルにミンシューマニアの熱狂を巻き起こした。このシーズンに、ミンシューは14試合で3,271ヤード、タッチダウン21回をマークしている。2020年にはチームの先発QBとなるチャンスを手にしていたが、ジャガーズは2021年ドラフトの全体1位でトレバー・ローレンスを選択した。

昨シーズンは負傷したジェイレン・ハーツに代わって2試合に先発したミンシュー。称賛すべきパフォーマンスを発揮したミンシューは、常にチャンスとちょっとした熱狂をチームに与えてきた。口ひげのQBは少なくとも、フランチャイズクオーターバックを探し続けるコルツに興奮と不屈の精神をもたらすだろう。

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