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Sハリソン・スミスが契約再構築に合意、12シーズン目もバイキングス残留へ

2023年03月17日(金) 10:11

ミネソタ・バイキングスのハリソン・スミス【AP Photo/Rick Osentoski】

セーフティ(S)ハリソン・スミスはキャリア12シーズン目もミネソタ・バイキングスでプレーすることになりそうだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じたところによると、長年バイキングスに所属しているスミスが契約の再構築に合意したという。再構築後の契約では2023年に800万ドル(約10億6,829万円)が支払われ、インセンティブは200万ドル(約2億6,707万円)とされているとのこと。

今シーズン、サラリーキャップに苦しむバイキングスにとって、スミスはカット候補の1人となっていた。契約が再構築される前、スミスは基本給1,470万ドル(約19億6,299万円)を受け取り、サラリーキャップヒットが1,913万ドル(約25億5,407万円)になる予定だった。スミスの契約期間はあと3年残っており、新しい契約で2024年と2025年の契約内容が調整されるかは現時点では不明だ。

ドラフト1巡目指名を受けてからずっとバイキングスに所属しているスミスは、キャリア通算でインターセプト34回、サック16.5回、タックル946回をマークしており、プロボウルには6回選出されている。2022年に出場した14試合ではインターセプト5回、タックル85回を記録した。

現在34歳のスミスの可動域はかつてほど広くはないかもしれないが、今でもフットボールに対する嗅覚は健在で、多才さも兼ね備えている。それは守備コーディネーター(DC)に就任したブライアン・フローレスがもたらすスキームでうまく機能するはずだ。

【RA】