シアトル・シーホークスがクオーターバック（QB）ルームのメンバーを維持している。

シーホークスがQBドリュー・ロックと1年400万ドル（約5億3,314万円）の契約に合意したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが現地16日（木）に報じた。ロックはインセンティブによって最大750万ドル（約9億9,965万円）を獲得可能だとガラフォロはつけ加えている。

シーホークスのジェネラルマネジャー（GM）であるジョン・シュナイダーとヘッドコーチ（HC）ピート・キャロルはこのオフシーズンに、先発QBのジーノ・スミスを維持し、そのバックアップであるロックとの契約も継続したい意向を明らかにしていた。

ロックは昨シーズン開始前、チームを大きく変えるトレードによってシーホークスにやってきた。シーホークスはこのとき、QBラッセル・ウィルソンをデンバー・ブロンコスに送っている。

スミスとのQB争いには敗れたものの、ロックはシアトルで過ごす時間やスミスとの仕事を楽しんでいたとNFL Networkのジェームズ・パーマーが伝えている。

かつてブロンコスからドラフト2巡目で指名を受けたロックは、昨シーズンのレギュラーシーズンには登場する機会がなかったものの、キャリアを通じて21戦に先発してきた。シーホークスで新たに積んだ経験もあり、ロックはチームにとって頼れるバックアップになっている。昨年に9勝8敗を記録して驚きのプレーオフ進出を果たしたシーホークスは、これで継続性も保てることになった。

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