ディフェンスのバックフィールドから多くのベテラン選手が離れたことを受けて、タンパベイ・バッカニアーズがバックエンドに経験のある選手を補充している。

現地6日（木）、バッカニアーズがこれまでシアトル・シーホークスに所属していたセーフティ（S）ライアン・ニールと契約を結んだと発表。

ニールはシアトルに戻ると見られていたが、フリーエージェント（FA）のコーナーバック（CB）ジュリアン・ラブと契約したシーホークスは、ニールの制限付きフリーエージェント（RFA）テンダーを取り消している。

マイク・エドワーズやキアヌ・ニール、ローガン・ライアンの退団に伴い、バッカニアーズはセーフティを切望していた。ライアンは今もフリーエージェントのままだ。

昨季、ジャマール・アダムスがシーズン終了のケガに見舞われたことで先発を任され、輝きを放ったライアン・ニールは、NFLキャリア5年目にして最高のシーズンを送っている。今後、ニールはアントワーヌ・ウィンフィールドJr.と並んで先発の座に就く可能性が高い。約192cmの身体に多才さを備えているニールは、2022年シーズンにランとパスに対して優れた能力を発揮。その結果、キャリアハイとなる先発10回、パスブレークアップ8回、タックル66回を記録した。ブレイクアウトを果たしたシーズンを過ごす間に、ニールは『Pro Football Focus（プロフットボール・フォーカス／PFF）』の総合グレードで85.6という素晴らしい成績を残している。

【RA】