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ACLの手術から13週間、ハイバースクワットに取り組むカーディナルスQBマレー

2023年04月08日(土) 18:30


アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Ross D. Franklin】

シーズン終盤にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したカイラー・マレーが順調にリハビリを進めている。

アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)は手術で修復した膝でバーベルスクワットを4回行うワークアウト動画を『Instagram(インスタグラム)』に投稿した。動画には“13週”とキャプションが添えられており、術後の経過期間が示されている。

下半身のウエイトトレーニングができるということは、マレーがACL断裂から正しく回復の道を進んでいるということだ。だが、フットボールアクティビティへの参加に完全なゴーサインが出るまでにはまだ多くの段階を踏まなければならない。

問題は、シーズンのどれだけ早い時期にマレーがフィールド復帰できるかということだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは今年初めにクラブ側の見解として、おそらくシーズン開幕には間に合わないだろうと考えていることを報道済みだ。

今年の夏頃にはもう少しはっきりしたタイムラインが分かるだろう。それまで、マレーはリハビリを続けていく。

動画が投稿された前日には、カーディナルスの元ジェネラルマネジャー(GM)スティーブ・カイムがポッドキャスト『Green Light with Chris Long(グリーン・ライト・ウィズ・クリス・ロング)』の中で、マレーには“まだ成長が必要”と発言し、改善点として動画研究や細部への注意力に言及した。カイムの発言後にマレーがソーシャルメディアへの投稿を行ったのはきっと偶然だろう。同時に、それは彼が可能な限り早期に復帰するために努力していることを示す返答だった可能性もある。

【M】