2023年NFLドラフトが開幕した現地27日（木）、シアトル・シーホークスは強力なヒットが持ち味の、高く評価されるコーナーバック（CB）を指名している。

シーホークスは全体5位指名権でイリノイ大学のCBデボン・ウィザースプーンを選択した。

今季のドラフト候補生の中で最もタフな選手の一人であるウィザースプーンは、ナンバー1CBの特質を持つコンペティターだ。

イリノイ大学で過ごした4シーズンで、5フィート11（約180.3cm）のウィザースプーンはパスディフェンス30回、インターセプト5回、トータルタックル159回をマーク。1シーズンごとに成長していったウィザースプーンは、2022年にオールアメリカンとオールビッグ10のファーストチームに選ばれた。

多才なコーナーであるウィザースプーンは、すぐに影響力を発揮するだけのボールスキルを有した、NFLの先発クラスの選手だと見られている。

ウィザースプーンが加わるバックフィールドには、クアンドレ・ディッグスやジャマール・アダムスといった堅牢な選手に加え、2022年5巡目指名選手であり、新人の中でインターセプト最多タイにつけたタリク・ウーレンがいる。

ジェネラルマネジャー（GM）ジョン・シュナイダーがエッジラッシャーをターゲットにしていると考えられていたため、シアトルがウィザースプーンを指名したのはちょっとした驚きだった。予想に反し、彼らはバックエンドを増強している。