シンガーソングライターのテイラー・スウィフトが現地24日（日）にタイトエンド（TE）トラビス・ケルシーを応援するため、カンザスシティ・チーフスのホームに足を運んだことはネット上で大きな話題になっただけではない。12回のグラミー賞受賞を誇るスウィフトがGEHAフィールド・アット・アローヘッド・スタジアムに姿を見せたことで、オールプロに選出されたこともあるケルシーのジャージの売れ行きが急上昇したという。

スポーツウェアやファングッズを取り扱う『Fanatics（ファナティックス）』によると、ケルシーはNFL選手の日曜日の売り上げでトップ5に入ったとのことだ。広報担当者は『Associated Press（AP通信）』に「NFLShop.comを含むFanaticsが運営するオンラインショップ全体で売上が約400％増加した」とメールを通じて話している。

ケルシーのジャージの売れ行きが急上昇した日曜日、スウィフトがスタジアムのガラス張りのスイートルームの一室から、ケルシーの母ドナさんとともに試合を観戦している様子が捉えられていた。

試合後にケルシーは記者団に何も話していないが、スウィフトと一緒にアローヘッド・スタジアムを後にする姿が目撃されている。

日曜日の試合後にチーフスのロッカールームでは、「私が2人を引き合わせたんだ」と冗談を言うヘッドコーチ（HC）アンディ・リードをはじめ、誰もがこのニュースに沸いていた。

スウィフトは公の場で私生活について話したがらないが、このポップ界のスーパースターとケルシーについてのうわさは数カ月前から飛び交っていた。とりわけ、ケルシーが7月に自身のポッドキャスト『New Heights（ニュー・ハイツ）』で、スウィフトが『The Eras Tour（ザ・エラス・ツアー）』でカンザスシティを訪れた際に友情の証とされるブレスレットを本人に直接渡せなくて残念だった、と発言したことで一気にうわさに火がついた。その後ケルシーは『The Pat McAfee Show（ザ・パット・マカフィー・ショー）』で、スウィフトを自分の試合に誘ったことを明かしている。

スウィフトは現在、11月9日にアルゼンチンのブエノスアイレスで再開するまでThe Eras Tourを中断して休暇を取っている。

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