WRチェイスはラムズ戦のキャッチ12回で自分がベストだと示したとベンガルズQBバロウ
2023年09月27日(水) 12:53シンシナティ・ベンガルズのワイドレシーバー(WR)ジャマール・チェイスは、もっとボールを求めつつ、シーズン第3週の試合を迎えた。たとえそれがディープパスでなかったとしても。
シーズン第3週に入る前、チェイスは最初の2週間で合計キャッチ10回で70パスヤードを記録している。現地25日(月)夜、ロサンゼルス・ラムズに対して19対16で勝利した試合で、チェイスはその数字を倍以上に増やした。チェイスはキャリア最高のキャッチ12回を記録し、141ヤードを獲得している。
クオーターバック(QB)ジョー・バロウは月曜夜、チーム公式サイトを通じて「この試合に臨むにあたって、俺は彼(チェイス)にボールをあげようと思っていた」と話し、こう続けた。
「今日がその日だった。彼が大活躍するだろうと思っていたんだ。彼はこの1週間ずっと話していたように、この試合に興奮していた。彼は大きく出てくれた。彼がなぜトップの1人なのかを示してくれた」
バロウがまだふくらはぎのケガを治療中のため、ベンガルズのオフェンスは普段見られるような華やかなプレーのチームではなかった。しかし、試合が進むにつれてチームは調子が良くなり、チェイスはラムズ守備陣に対してショートパスで有利に戦い始めた。
「俺にできるのは、彼(バロウ)を良く見せることだけだ」とチェイスはコメントし、次のようにつけ加えている。
「最善を尽くして彼をよく見せること。彼も俺を良く見せる手助けをしてくれる。お互いを良く見せ合うんだ。ただ彼のためにそこにいる。俺にできることは、彼のためにそこにいることだけだ」
この試合で最も爆発的なプレーは、バロウがポケットから出た数少ない場面で、トスをフェイクして右にロールし、チェイスのダブルムーブにパスを通して43ヤードを獲得したものだった。しかし、チェイスとバロウのコンビが本当に調子を取り戻していることを示したプレーは、第3クオーターの第3ダウン残り10ヤードで、バロウがチェイスの後ろに完璧なボールを投げ、チェイスが後ろに手を伸ばして第1ダウンを獲得した場面だ。もしこの場面でバロウがチェイスにリードパスを投げても、良くてパスがはじかれて、最悪の場合インターセプト(INT)されていただろう。QBバロウは唯一のウィンドウにパスを投げ、チェイスがプレーを成功させることを信じていた。ベンガルズはその4プレー後にこの試合唯一のTDを決める。
「ジョーがプレーを変えた。ジョーのいいオーディブルだった」と言うチェイスはさらに「彼はバックショルダーに投げて、俺がヒットされないようにした。セーフティが降りてくるところから俺がぶつからないように助けてくれたんだ。あれはいいボールだ」と振り返っている。
まさしく素晴らしいボールだ。そしてそれは、100%に近い状態でなくても、バロウにはベンガルズが再びシーズン序盤の穴から抜け出そうとしているときに、ゲームを変えるプレーをすることができるというサインだ。
【KO】