ブレイディのエースズ株購入をWNBAが正式に承認
2023年10月03日(火) 15:30WNBAのオーナーらが、引退したクオーターバック(QB)トム・ブレイディによるラスベガス・エースズの株式買収のための入札を正式に承認した。
ブレイディとエースズは3月23日に、ブレイディがチームの少数株主持分を取得したことを発表したものの、詳細は明かされていなかった。WNBAのコミッショナーであるキャシー・エンゲルバートがこの取得を称賛する声明を発行しているため、リーグの承認は手続き的なものだったようだ。
ラスベガスはWNBAファイナルでエースズがニューヨーク・リバティを倒し、再びチャンピオンになることを望んでいる。
ラスベガス・レイダースのオーナーであるマーク・デイビスが、エースズの株式の過半数を所有している。
ニューイングランド・ペイトリオッツで6回、タンパベイ・バッカニアーズで1回のスーパーボウル制覇を誇るブレイディは、2022年5月31日にエースズの試合会場を訪れ、後にエースズのスターであるケルシー・プラムにジャージーなどを贈っていた。
ブレイディは元の発表が行われた当時の声明で、このように述べている。
「ラスベガス・エースズの組織の一員になれることをとても楽しみにしている。女子スポーツを好きになったのは、幼い頃に姉たちの試合について行ったのがきっかけだ――彼女たちはわが家で群を抜いて優秀なアスリートだった! 家族としてその活躍を一緒に祝福した。彼女たちは今でも自分に大きなインスピレーションを与えてくれている」
「私は常に女子スポーツの大ファンであり、エースズの選手やスタッフ、そしてWNBAがスポーツを発展させ、次世代のアスリートに力を与えるために続けている活動を尊敬している。エースズの組織の一員として、そのミッションに何らかの形で貢献できるのは、信じられないほど光栄なことだ」
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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