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ビルズCBホワイトがアキレス腱断裂でシーズン絶望

2023年10月03日(火) 14:42


トレデイビウス・ホワイト【NFL】

現地1日(日)にマイアミ・ドルフィンズから白星を上げたバッファロー・ビルズだが、その中で大きな損失があった。

コーナーバック(CB)トレデイビウス・ホワイトがアキレス腱を断裂し、2023年シーズンの残る試合は欠場することになると、ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモットが報道陣に認めている。

ホワイトの負傷は第3クオーターでドルフィンズのワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒルをガードしようとした際の、非接触のプレーで起こった。7年目のコーナーバックであるホワイトは、バックペダルからアップフィールドに向き直った後、異変を見せて芝に倒れている。

取り乱した様子のホワイトは、カートでフィールドを去った。

ホワイトがアキレス腱を断裂してシーズン絶望となったことが、トップクラスのビルズ守備陣にとって大きな痛手となることは否定できない。マクダーモットHCは月曜日に、今週にパスラッシャーのボン・ミラーが練習に復帰する予定だと話していたが、このタイミングで、リーグでも優れたコーナー陣に別の打撃が加わった。

『ESPN』によれば、ホワイトの負傷について嘆く多くのチームメイトの1人として、ワイドレシーバー(WR)のステフォン・ディッグスは日曜日の試合が終わった後、「みんな分かっていないけど、このゲームは重くのしかかってくるんだ」と話したという。

「彼がこれまで経験してきたことを思えば、タフだよ。どうか彼のために祈ってほしい。これを不運だって片付けるのは簡単だけど、あいつにとってはフットボールがすべてなんだ。彼がどんなふうに取り組んできたか、どれだけ努力したか、毎日にどうアプローチしてきたかで分かる。あいつはスポットライトなんて気にしちゃいない。自分にできる選手であること、チームメイトであることだけを大事にしている。こういうときは、キツイもんだ」

28歳のホワイトはビルズで出場した82試合を通じてインターセプト18回をマークしており、ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂でサンクスギビングゲームを離脱してから、2シーズンしか経っていない。

ちょうどその1年後に戻ってきたホワイトは、2022年の感謝祭でビルズがデトロイト・ライオンズと戦った試合でフル装備を固めていた。ホワイトはその後、2022年シーズン末までを戦い抜いている。

再び復帰までの過酷なプロセスに直面するホワイトだが、マクダーモットHCはオールプロのホワイトが今回もやり抜くと信じている。

「彼は1人のバッファロー・ビルであるとはどういうことかを体現する人物だ」とマクダーモットHCは日曜日にコメントした。

「彼の家族もとてつもなく素晴らしい。彼は私が知る誰よりも熱心に取り組んでいる。そんな彼が好きだ」

「フィールドでの彼や、どうケガをしたかを見るのはきつい。見ていられない。しかし、私はこのチームや、チームがいかに彼の周りに集まったかを、とても誇りに思っている。前にも言ったように、彼は立ち直ると分かっている。彼はとにかく、あまりにもタフなのさ」

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