ビル・ベリチックHC（ヘッドコーチ）率いるニューイングランド・ペイトリオッツは1勝3敗で2023年シーズンをスタートさせていることを受けて現状打破を試みている。そうした中で、ペイトリオッツはディフェンスの重要なメンバーを欠くことになるだろう。

現地1日（日）に敗れたダラス・カウボーイズ戦で上腕二頭筋を負傷したアウトサイドラインバッカー（OLB）マット・ジュードンが水曜日に手術を受ける予定であり、少なくとも2カ月離脱する見込みだと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが火曜日に状況を知る人物の話をもとに報じた。

第一報を伝えたのは『ESPN』だ。

ジュードンが今季中に復帰できるかどうか、チームがより詳しい情報を知るのは手術が終わってからになるだろうとペリセロはつけ加えている。

少なくとも2カ月ということは、ジュードンが復帰するのは早くてシーズン第14週頃になるということだ。ジュードンがラインアップに加わっていた中でシーズン序盤に苦戦を強いられていたことを踏まえると、ペイトリオッツがチームのトッププレーヤーの1人を欠いた状態で8試合を戦い抜き、優勝争いに絡み続けることはできるのだろうか。

すでに負傷者が続出しているペイトリオッツのディフェンスにとって、ジュードンの離脱は大きな痛手だ。プロボウルに4度選出された経歴を持つジュードンは、4.0回のサック、9回のクオーターバック（QB）ヒット（他のメンバーは3回以下）、5回のタックルフォーロスでチームをリードしている。

8月、ジュードンとペイトリオッツは契約を調整することに合意。それにより、ジュードンの2023年シーズンにおける保証額は引き上げられている。

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