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レイダースがペイトリオッツからウェイバーにかけられたCBジョーンズをクレーム

2023年11月15日(水) 08:55


ニューイングランド・ペイトリオッツのジャック・ジョーンズ【NFL】

コーナーバック(CB)ジャック・ジョーンズはすぐに新たなホームを見つけた。そこは顔馴染みのヘッドコーチ(HC)が指揮を執るチームだ。

現地13日(月)にニューイングランド・ペイトリオッツからウェイバーにかけられたジョーンズが、ラスベガス・レイダースからクレームされたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロがジョーンズの代理人であるJ・トゥーソンの話をもとに火曜日に報じた。

ジョーンズはレイダースの暫定ヘッドコーチを務めているアントニオ・ピアースと再会を果たす。ジョーンズの高校時代にロングビーチポリテクニック高校でヘッドコーチを務めていたピアースは、2019年から2021年にかけてもジョーンズが在籍していたアリゾナ州立大学でアシスタントを務めていた。

昨シーズンにペイトリオッツの新人として13試合に出場した現在25歳のジョーンズは、将来を嘱望されていたが、それに続くシーズンは試練の連続だ。

ジョーンズは2023年シーズンに4試合に出場してきたが、先発は一度も務めておらず、『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス/PFF)』の総合グレードは46.6とされている。

ジョーンズはフィールド外の問題にも悩まされてきた。

6月にボストンのローガン国際空港で持ち込み荷物から2丁の銃器が見つかったことで、ジョーンズは逮捕されている。ジョーンズは9つの武器関連の告発のうち8つを取り下げることと引き換えに、1年間の保護観察と48時間の社会奉仕を行うことに同意した。

ジョーンズとコーナーバックのJ.C.ジャクソンはともに、試合前にチームのホテルに門限後に到着したと報じられたことを受けて、シーズン第9週はベンチスタートとなっていた。ジョーンズはシーズン第10週に行われたインディアナポリス・コルツ戦もベンチから試合開始の瞬間を迎え、それがペイトリオッツの一員として臨む最後の試合となった。

ペイトリオッツが2勝8敗と低迷する中、ジョーンズはジョシュ・マクダニエルズの解任後に暫定ヘッドコーチに昇格したピアースの下で2勝0敗となっているレイダースに向かう。

新たな希望を見出した5勝5敗のレイダースは、ジョーンズにもそれを与えるかもしれない。

【RA】