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首を負傷しているカウボーイズLBバンダー・エッシュがシーズン終了に

2023年11月15日(水) 09:56


ダラス・カウボーイズのレイトン・バンダー・エッシュ【James D. Smith via AP】

ダラス・カウボーイズのラインバッカー(LB)レイトン・バンダー・エッシュが2023年シーズンに復帰を果たすことはなく、彼のキャリア自体も危険にさらされる可能性がある。

カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズは毎週受けている『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』でのインタビューで、シーズン第5週に敗れたサンフランシスコ・49ers戦で首を負傷したバンダー・エッシュが今季の残りを故障者リザーブ(IR)で過ごすことになるとの報道を正式に認めた。

『The Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』によると、ジョーンズは「それは間違いないと言っていいだろう。われわれは完全に、彼がどのように進展していくかに任せていた。しかし当然ながら、うちにとってはものすごく大きな損失だ。彼はディフェンスに欠かせない存在となっている。彼が良くなることを祈るばかりだ。彼が見舞われている可能性のあるケガの性質上、私はより長期的な視点で、チームにとってそれが来週に何を意味するのか、あるいは来月に何を意味するのかを考えなければならない」と述べたという。

2023年に先発出場した5試合で、バンダー・エッシュはタックル30回、ファンブルリカバータッチダウン1回を記録している。

2019年に首を負傷したバンダー・エッシュは、頸部脊柱管狭窄症(けいぶせきちゅうかんきょうさくしょう)という首の脊柱管が狭くなる病気と診断された。その後、バンダー・エッシュは2020年初めに手術を受けている。

手術を受けてから45試合に先発出場したバンダー・エッシュは、今オフシーズンにカウボーイズと2年契約で再び契約を結んだ。しかし、またしても首のケガでキャリアを棒に振る可能性は常に残っていたと言えよう。

ジョーンズはバンダー・エッシュの今後について「いろいろな要素が絡んでいる」と話し、「だが、彼はこれがどういうふうに治っていくかを見ていく必要がある。その上で、ケガにさらされるようなことを続けたいかどうかを判断しなければならない」と続けた。

【RA】