ベンガルズ戦ではRBミッチェルをもっと起用する意向のレイブンズHCハーボー
2023年11月15日(水) 11:58ボルティモア・レイブンズの新人ランニングバック(RB)キートン・ミッチェルは現地12日(日)にクリーブランド・ブラウンズに敗れた試合で2つのビッグプレーを見せたものの、タッチは4度にとどまり、後半には4度のオフェンシブスナップに加わっただけだった。
シンシナティ・ベンガルズと対決するサーズデーナイト戦に先立ってレイブンズのヘッドコーチ(HC)であるジョン・ハーボーは、ミッチェルの起用法については間違っていたとし、今後はそれを正していくと話した。
月曜日にチーム公式サイトに「振り返ってみれば、それは若手を投入するというプロセスの一部であり、われわれが進んでいくにあたり、プロセスの一貫として彼をゲームプランの中に置いた。攻撃コーチ陣としては、彼にゲーム全体のプランを適用するつもりはなかったと思う」と語ったハーボーHCは、次のように続けた。
「後半でコールされた部類のプレーだった。それを振り返るに、われわれが彼をもっと出したかったか? イエスだ。それは今回のゲームプランの要素になるだろう」
ミッチェルは爆発的な能力を発揮し、39ヤードのタッチダウンラウンを決め、唯一のキャッチだった32ヤードのスイングパスも受け止めている。他には2回ボールを運び、合計で5ヤードを失った。また、前半にはホイールルートでタッチダウンを決められそうな場面もあったが、これには成功していない。
ミッチェルのセカンドレベルでのバーストは、レイブンズ攻撃陣に新たな側面を加える。レッドゾーンにおける戦車のようなガス・エドワーズを擁する傍ら、ミッチェルが20ヤードの間でタッチすることは、攻撃陣の助けになるだろう。先週にバランスが取れていなかったレイブンズ攻撃陣は、クオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンがプレッシャーを受けた際にその代償を支払っていた。
ミッチェルはレイブンズがショートウイークでベンガルズを本拠に迎える木曜日の夜に、多くの仕事をこなすことになるだろう。足を休めた選手は通常、3日間しか休んでいない守備陣を前にヤードを稼ぐものだ。ベンガルズは先週に、ヒューストン・テキサンズのRBデビン・シングルテリー(ラン30回、150ヤード、タッチダウン1回)を止めるのに苦戦していた。そのことが、ホームゲームを迎えるレイブンズにビッグデーをもたらすかもしれない。
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