ナショナル・フットボール・リーグ（NFL）は現地4日（日）、世界最高のユースフラッグフットボールトーナメントであるNFLフラッグ選手権が、7月19日から21日にわたってアメリカ・オハイオ州カントンのホール・オブ・フェイム・ビレッジで開催されることを発表した。NFLフラッグ選手権は280を超える男子、および女子チームと、NFLの全32チームを代表する地域それぞれのNFLフラッグウイナーを擁している。

男子アンダー14および女子アンダー17による、16試合が組まれたラウンドをはじめとする30試合を『ESPN』が生放送する。

NFLフットボール運営部門副社長のトロイ・ビンセントは「フットボールの卓越性を象徴する中心地であるオハイオ州カントンで行われるNFLフラッグ選手権が世界中に放送される――そして、世界的なチームが参加する――ことは、NFLフラッグの人気の高さ、および世界にそれが浸透していることを示している」と語っている。

「このトーナメントはフラッグフットボールの重要性を強調し、すべての人々のためのフットボールの手の届きやすさ、参加のしやすさ、そして包括性を表す、競争力の高い要石としての側面を示すだろう」

チャンピオンシップ決勝戦のプラットフォームは、男子、女子いずれも『ABC』、『Disney Channel（ディズニー・チャンネル）』、『Disney XD（ディズニーXD）』に拡大し、『Disney+』、『ESPN＋』、『NFL＋』でのストリーミングも行われる。

『RCX Sports（RCXスポーツ）』が運営するNFLフラッグは、『Omaha Productions（オバアマ・プロダクションズ）』との提携によってプロフットボールの殿堂のすぐそばで実施される。NFLフラッグ選手権は本年における最高のユースフラッグトーナメントであり、全米、および全世界の優れたユース選手たちが参加。複数の国々を代表する国際的なユースフラッグフットボールチームが、NFLフラッグ選手権で戦うことになる。

RCXスポーツのイゼル・リースCEO兼NFLフラッグ・エグゼクティブディレクターおよびグローバルフラッグフットボール大使は「初のNFLフラッグ選手権は、彼らアスリートたちがこれまでに出場してきた中で、最も注目される舞台になる」と述べ、次のように続けた。

「2028年のオリンピックを控えている今、この競技の始めやすさや包括性を向上させるといいうわれわれのミッションによって、より多くの子どもたちがNFLフラッグに参加しているのを見るのは、励みになる。オハイオで競うアスリートたちの中から、どれくらいの選手が4年後に世界のステージで彼らの国を代表して戦うのかを、楽しみにしている」

また、オマハ・プロダクションズを所有するペイトン・マニングはこう話した。

「オマハの全員にとって、NFLやRCXスポーツの友人たちと手を取って、NFフラッグ選手権を築き、ハイレベルな競争のための新たなプラットフォームを作り上げるのは、楽しい仕事になっている。この取り組みと、それが世界で成長しつつあるユースフットボール人口の増加に与えるインパクトに、われわれはエキサイトしている」

国際オリンピック委員会（IOC）は2023年10月16日に、2028年にロサンゼルスで開催される夏季オリンピックの競技にフラッグフットボールが含まれることを発表。オリンピック競技採用によって、フラッグフットボールは世界最大の舞台に登場することになる。

ホール・オブ・フェイム・ビレッジの親企業である『Hall of Fame Resort & Entertainment Company（ホール・オブ・フェイム・リゾート＆エンターテイメント・カンパニー）』CEOのマイケル・クロフォードはこうコメントした。

「NFLフラッグチャンピオンシップを開催すること、そして、世界中のフラッグフットボールアスリートやファミリーたちをこの地に迎えるのは、私たちにとって名誉なこと。こういったタイプのユーススポーツイベントを、われわれの世界レベルのスポーツ複合施設で開催することは、 “過去を尊重し、未来をインスパイアする”というわれわれのミッションを直接的に勢いづける。あらゆるスキルレベルのユースフラッグフットボールアスリートたちが、このゲームで最高のプレーをした者たちのためのこの建物のすぐそばで戦うことだろう」

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