現地11日（日）、カンザスシティ・チーフスと対決している第58回スーパーボウルの第2クオーターに非接触でアキレス腱を負傷したサンフランシスコ・49ersのラインバッカー（LB）ドレイ・グリーンローは、試合に復帰しない見込みだ。

ハーフタイムの直前に、カートに乗せられてフィールドを後にしたグリーンローは、試合から除外されている。

第2クオーター残り9分16秒の時点で、サイドラインで上下に跳ねながらチームのパントを見守っていたグリーンローは、守備ポゼッションにつくためにフィールドを走ろうとした際に、不自然な形でつまずいた。

26歳のスター選手は倒れ込み、トレーナーの手当を受けた後にカートに乗せられてロッカールームに向かっている。

グリーンローが退場した時点で、49ersは2回のパントおよびレッドゾーンでのファンブルを喫した状態で3対0とリードしていた。

2023年シーズンに被得点で3位に輝いた49ers守備陣にとって、グリーンローは1年を通して極めて重要なピースだった。

レギュラーシーズンに15試合に出場してタックル数（120回）でチーム内2位となったグリーンローは、パスディフェンス4回、タックルフォーロス5回、クオーターバック（QB）ヒット4回、サック1.5回を記録している。

ディビジョナルラウンドに勝利したグリーンベイ・パッカーズ戦でチーム最多8回のタックルをマークしたグリーンローは、デトロイト・ライオンズを下したNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップゲームでも7回のタックルを決めた。

49ersは試合の後半を通じてチーフスの逆転を食い止めるために、ディフェンシブエンド（DE）ニック・ボサやミドルラインバッカー（MLB）フレッド・ワーナーといった、グリーンローの仲間のスター選手により一層頼らなければならなくなっている。

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