ラインバッカー（LB）ドルー・トランクウィルのカンザスシティ・チーフスでの初めてのシーズンは大成功を収めた。両者は、再びそれを繰り返そうとしている。

現地7日（木）夜、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが、トランクウィルとチーフスが3年1,900万ドル（約28億1,042万円）、1,300万ドル（約19億2,292万円）保証の再契約を結ぶと報道。

トランクウィルとチーフスが条件面で合意したと最初に報じたのは、『ESPN』だった。

チーフスのライバルであるロサンゼルス・チャージャーズで4年を過ごした後、昨年のオフシーズンにフリーエージェントとしてチームに加わったトランクウィルは、チーフスがスーパーボウル出場へ進んでいく中で、その多才さによって輝きを見せていた。

16試合に出場したトランクウィルは、そのうち8試合に先発してタックル78回、サック4.5回、ファンブルフォース2回、タックルフォーロス7回をマーク。パスラッシャーとして目立った活躍を見せていたトランクウィルは、パスカバレッジでも堅実であり、LBニック・ボルトンが負傷したときには救世主的な存在となっている。

トランクウィルの再契約によって、同じくフリーエージェントになる見込みだったウィリー・ゲイJr.は、他のチームと契約することになるだろう。

グレッグ・ローゼンタールが選ぶフリーエージェントトップ101で60位だったトランクウィルは、これまでより大きな役割を担い、スーパーボウル3連覇を狙うチーフスの試みに向けた準備を整えている。