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【第52回スーパーボウル】イーグルスとペイトリオッツの激闘!

2018年02月05日(月) 13:37


日本時間2月5日(月)、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスにあるUSバンク・スタジアムで第52回スーパーボウルが行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツとフィラデルフィア・イーグルスが対戦した。

オープニングドライブでテンポよくペイトリオッツ陣地に進んだイーグルスはレッドゾーンに到達するもクオーターバック(QB)ニック・フォールズのパスがつながらず、フィールドゴールに切り替えて先制を果たす。ペイトリオッツにフィールドゴールを返された直後、ランニングバック(RB)レギャレット・ブラントの36ヤードランで前進したイーグルスはフォールズがワイドレシーバー(WR)アルション・ジェフェリーに34ヤードパスを通してタッチダウン。エキストラポイントには失敗した。

ペイトリオッツがフィールドゴールを失敗した第2クオーター、両チームがパントのドライブを終えた後、イーグルスがブラントの21ヤードランで2度目のタッチダウンをマークしている。2ポイントコンバージョンにトライするもうまくいかず、次のドライブではペイトリオッツにフィールドゴールを許した。さらに、イーグルスQBフォールズのパスをインターセプトしたペイトリオッツはブレイディの43ヤードパスが通り、最後はRBジェームス・ホワイトが26ヤードランでエンドゾーンに飛び込んでタッチダウン。しかし、キッカー(K)スティーブン・ゴストコウスキーがエキストラポイントを外してしまい、イーグルスが前半最後の攻撃ドライブでタッチダウンを決めた結果、イーグルスのリードは10点に広がって後半に突入する。

第3クオーター最初のドライブでペイトリオッツはブレイディとTEロブ・グロンコウスキーのホットラインがさく裂。25ヤードと24ヤード、さらに14ヤードのパスをつなぎ、最後は5ヤードパスでタッチダウンを成功させた。しかし、直後のドライブでイーグルスのフォールズに22ヤードのタッチダウンパスを許してしまい、点差はまたも10点に広がる。ただ、スーパーボウルの戦い方を熟知するペイトリオッツはブレイディが巧みなパスさばきで攻撃陣を率い、最後はWRクリス・ホーガンに26ヤードパスを放ってタッチダウンを決めている。

イーグルスが第4クオーター開始直後にフィールドゴールの追加点を得て逃げ切りにかかろうとしたものの、ペイトリオッツがそれを許さない。再びブレイディとグロンコウスキーのコンビが4ヤードのタッチダウンをまとめてついに同点に持ち込み、エキストラポイントを獲得して逆手を果たす。しかしながら、直後、アジャイのランやフォールズのパスでペイトリオッツ陣地に攻め込んだイーグルス攻撃陣はエンドゾーン手前11ヤードからフォールズがTEザック・アーツにドンピシャのパスを放ち、相手ディフェンスに引っかかりながらもゴールラインを割ってタッチダウン。さらに、相手QBブレイディをサックしてファンブルボールをリカバーしたイーグルスはフィールドゴールを決めてリードを8点に広げる。残り1分強から攻撃ドライブに臨んだペイトリオッツは必死にタッチダウンを目指したが、ブレイディのパスがつながらずに時間切れとなり、結果、イーグルスが41対33でペイトリオッツを下してスーパーボウル初制覇を達成した。

イーグルスQBフォールズはパス43回中28回を通して373ヤード、3タッチダウンをマーク、インターセプトは1回食らっている。フォールズはランでも1タッチダウンを挙げた。

ペイトリオッツQBブレイディは48回のパスを投げて28回成功、505ヤード、3タッチダウンの活躍だったが、6回目のスーパーボウル制覇まであと一歩及ばなかった。