プレーオフ - カンザスシティ・チーフス
2017年01月05日(木) 01:10

開幕から2勝2敗と、チーフスにとっては決して滑り出しが良かったわけではないが、第5週のバイウイーク明けからエンジンがかかった。第11週のタンパベイ・バッカニアーズ戦に敗れるまでに5連勝を収めており、その後も6戦5勝と完全に波に乗った状態でプレーオフに挑むことになる。
昨シーズンに続いてエースランニングバック(RB)ジャマール・チャールズをヒザの負傷で欠くも、チームはクオーターバック(QB)アレックス・スミスの安定したパス攻撃に加え、新人ワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒルの飛躍や、4試合連続でレシーブ100ヤード以上を記録したタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーの存在を中心に攻撃を組み立ててきた。パントリターナーとしても活躍したヒルは驚異的なスピードを遺憾なく発揮しており、チーフスのヘッドコーチ(HC)アンディ・リードはクリエイティブかつアグレッシブな戦法を取り入れて幾度となく相手ディフェンスの意表をつく攻撃を繰り出している。
チーフスはディフェンス面においてもディフェンシブタックル(DT)クリス・ジョーンズを中心にラン攻撃に対する素晴らしいディフェンス力を誇っている。セカンダリーからもコーナーバック(CB)マーカス・ピータース、ストロングセーフティ(SS)エリック・ベリーがプレーメーカーとして徹底的なパスディフェンスを披露した。
レギュラーシーズン最終週にサンディエゴ・チャージャーズを下したチーフスは、オークランド・レイダースがデンバー・ブロンコスに敗れたため、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区優勝を果たすとともに、ディビジョナルプレーオフの第2シード権を獲得している。

| シーズン成績(NFL全体順位) | |
|---|---|
|
オフェンス
| |
| パス1試合平均獲得ヤード | 233.8ヤード(19位) |
| ラン1試合平均獲得ヤード | 109.2ヤード(15位) |
| フィールドゴール成功率 | 88.6%(6位) |
|
ディフェンス
| |
| パス1試合平均喪失ヤード | 247.4ヤード(18位) |
| ラン1試合平均喪失ヤード | 121.1ヤード(26位) |
| シーズン成績(NFL全体順位) | |
|---|---|
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オフェンス
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| パス1試合平均獲得ヤード | 233.8ヤード(19位) |
| ラン1試合平均獲得ヤード | 109.2ヤード(15位) |
| フィールドゴール成功率 | 88.6%(6位) |
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ディフェンス
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| パス1試合平均喪失ヤード | 247.4ヤード(18位0 |
| ラン1試合平均喪失ヤード | 121.1ヤード(26位) |
| 週 | 日付 | 結果 | 対戦相手 |
|---|---|---|---|
| 1 | 09月12日(月) | ○33-27 | チャージャーズ |
| 2 | 09月19日(月) | ●12-19 | @テキサンズ |
| 3 | 09月26日(月) | ○24-3 | ジェッツ |
| 4 | 10月03日(月) | ●14-43 | @スティーラーズ |
| 6 | 10月17日(月) | ○26-10 | @レイダース |
| 7 | 10月24日(月) | ○27-21 | セインツ |
| 8 | 10月31日(月) | ○30-14 | @コルツ |
| 9 | 11月07日(月) | ○19-14 | ジャガーズ |
| 10 | 11月14日(月) | ○20-17 | @パンサーズ |
| 11 | 11月21日(月) | ●17-19 | バッカニアーズ |
| 12 | 11月28日(月) | ○30-27 | @ブロンコス |
| 13 | 12月05日(月) | ○29-28 | @ファルコンズ |
| 14 | 12月09日(金) | ○21-13 | レイダース |
| 15 | 12月19日(月) | ●17-19 | タイタンズ |
| 16 | 12月26日(月) | ○33-10 | ブロンコス |
| 17 | 01月02日(月) | ○37-27 | @チャージャーズ |



































