2024年に人々を「目覚めさせる」ことを目指すジャガーズWRカーク
2024年05月27日(月) 11:15シーズン終了につながるコアマッスルのケガに見舞われたジャクソンビル・ジャガーズのワイドレシーバー(WR)クリスチャン・カークは、周囲に自分が何者であるかを思い出させることに意欲を燃やしている。
『Jacksonville.com』によると、カークはOTA(チーム合同練習)で「自分にとってこのオフシーズンは永遠のように感じられる。ケガは何よりもメンタル的にきつい」と話したという。
「メンタル面が試されるだけじゃなくて心が蝕まれる。とことん不快な状況に追いやられるんだ。さっきも言ったように逆境だけど、俺はワクワクしている。挑戦的な態度で、みんなを目覚めさせて俺がどういう選手かを思い出させるつもりだ」
ジャガーズに移籍した初年度にあたる2022年シーズンにキャリアで最高のシーズンを過ごしたカークは、レシーブ数(84回)、レシーブヤード(1,108ヤード)、タッチダウン数(8回)でキャリアハイを更新。しかし、2023年シーズンは5試合の欠場を余儀なくされた。
現在のカークが目指しているのは、健康状態と2022年シーズンの姿を取り戻すことだ。
カルビン・リドリーがフリーエージェント(FA)としてテネシー・タイタンズと契約したことから、2022年にジャガーズのWR1だったカークは、再びそのチャンスを得ることになる。ジャガーズに所属していたベテランのゼイ・ジョーンズもまた、アリゾナ・カーディナルスに移籍した。今オフシーズン、ジャガーズはリドリーとジョーンズが抜けた穴を補うために、ゲイブ・デービスやデビン・ダバーネイと契約している。
ジャガーズのWR陣は現在、イライジャ・クックス、デービス、ダバーネイ、ティム・ジョーンズ、カーク、パーカー・ワシントン、セス・ウィリアムズ、そして2024年ドラフト1巡目指名を受けたブライアン・トーマスJr.で構成されている。OTAが残り数日となる中、27歳のカークはその中で最年長だ。
ケガで短縮された2023年シーズンを経て、カークはジャガーズでの3シーズン目を楽しみにしている。
「個人的なレベルでは、自分のあるべき姿、ありたい姿に戻りつつあると感じている」と語ったカークは「立ち直って良いシーズンを送ることを楽しみにしている」と続けた。
【RA】